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(4) 05/26の授業内容:Microsoft Word[1]-文書作成
[1]マウス操作に関連する用語
[2]Microsoft Word(1)起動と画面構成
[スタート] → [プログラム] → [Microsoft Word]で起動
メニューの表示
メニューバーの各項目をクリックすると、プルダウン形式でメニューが表示される。初期段階では良く使うメニュー項目だけが表示されるが、赤丸部をクリックすると隠れている項目も表示される。
ツールバーについても表示しきれないボタンは隠れている。赤丸部をクリックすると隠れていたツールボタンが表示される。また、ツールバーの先頭(青丸部)にマウスポインタを合わせて上下左右に移動すると、ツールバーを移動できる。
[3]入力練習
入力練習を兼ねて、ポスターを作成してみよう。すでに使用するファイルは添付ファイルで送っている。添付ファイルの受信方法を確認した上で、文字色変更や箇条書きなどの見栄えの調整を行う。
添付ファイルの受信
- 受信:通常通り受信をすると、添付ファイルのあるメールは、メール一覧画面の左端にMもしくはTが表示される。Tはファイルのサイズが大きく、添付ファイルはあるが受信はしていない状態を指す。
M06/12 To:naoya@e.koe Re: C104000-kadai128 06/12 To:naoya@e.koe Re: C105000-kadai23 T06/12 To:naoya@e.koe Re: C108000-kadai235
- 添付ファイルの取り込み:Tの表示がある添付ファイルを受信したい時は、Tの行でI(大文字)と入力。さらにパスワードを入力すると受信されTがMになる。
- 添付ファイルの保存:Mの行で.(ピリオド)を押すと添付されたファイルのリストが表示される。カーソルキーで添付ファイルの行に進み、yを押すと下部に保存先を示すFile:~/ファイル名が表示される。Windowsの場合はFile:~/Windows/ファイル名のようにWindows/を追加する。その後[Return]で保存完了。保存時のファイル名変更は自由だが日本語は使えない。Windowsの場合はこの手順で保存したファイルはZドライブにあるので、Zドライブを開いて確認する。
M06/12 To:naoya@e.koe Re: C104000-kadai128 1 Application/MSword tosho.doc
[4]Microsoft Word(2)ページ設定
メニューバーの「ファイル」内にある「ページ設定」から、用紙のサイズや、上下左右の余白、1ページあたりの文字数などの設定ができる。
「ページ設定」タブのページでは、では、1行あたりの文字数や1ページあたりの行数、デフォルトの文字サイズやフォントの設定ができる。
上図では「行数だけを指定する」が指定されているため、文字数の設定はできないが、「文字数と行数を指定する」を選ぶと文字数も指定できる。
初期設定では、文字の大きさは10.5ポイントである。1行あたりの文字数の設定は初期設定の文字サイズでの設定値となる。仮に40文字と指定後、文書を作成中にツールバーから文字サイズ変更を行うと40文字にならなくなってしまう。最初から本文を9ポイントや11ポイントなど、10.5ポイント以外のサイズで書きたい場合は、「フォントの設定」メニューより設定を行っておく。
「余白」タブのページでは、上下左右の余白と用紙の向きが指定できる。
「用紙」タブのページでは、紙のサイズを指定することができる。
書式設定の練習
以下の条件で書式設定をしてみよう。
- 用紙サイズ:A4
- 用紙の向き:縦置き・横書き
- 上下左右の余白:いずれも25mm
- 文字数:40文字×35行
全て設定したらOKボタンをクリック。
本日の作業内容
- ワードアートを使用して「アルティメット大会のご案内」を飾りつきの文字にする(スタイルは自由)。
- 「アルティメット大会のご案内」を中央揃えにする。
- 日時から申し込み先までを箇条書きとする。行頭文字は■にする。
- 2011年5月27日(金)と午後1時45分の2箇所に下線を引く。
- 2011年5月27日(金)と午後1時45分の2箇所の文字色を赤に変更する。
- 「日時」「集合」「会場」「参加費」「懇親会場」「申込締切」「その他」を5文字で均等割付する。
- 行頭文字の■と最初の文字の間隔を調整し、「その他」の2行目の位置を修正する。
- クリップアートからアルティメット大会を表すような図を見つけて挿入する。図は自由に選んでよい。
- 今回作成したファイルを「ultimate.doc」という名称をつけて、zドライブに保存する
[5]ファイルの保存場所
作成したファイルを保存する際は、メニューバーのファイルから保存を選ぶ。保存方法は2種類あり、適宜使い分ける。
- 名前をつけて保存:まだ1度も保存していないときに使用する。新しいファイルが生成される。
- 上書き保存:既存のファイルの内容が更新される。新しいファイルは生成されない。
作成したファイルはzドライブに保存する。zドライブはroy上の自分自身に割り当てられた領域である。
zドライブ以外の場所に保存をすることは出来ない。
zドライブへの保存方法
- メニューの「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択
- 下図の青丸で囲んだ下向き▼をクリックし、保存をする場所としてzドライブを指定する。zドライブはedsv\c111homeのc111***(Z:)と書いてある。
- 下図の赤丸で囲んだ場所に、保存するファイル名を入力する今回はultimateとする。
- 保存ボタンを押す。
正しく保存されたかどうかは、デスクトップのマイコンピュータ→edsv\c110homeのc111***(Z:)をそれぞれダブルクリックで開くことで確認できる。
[6]日本語入力・漢字変換・文節区切りの変更
[7]IMEツールバー
[8]ファンクションキーを用いた変換
[9]Microsoft Word(3)フォント·サイズ·スタイルの変更
文字サイズの変更
大きさを変更したい範囲をマウスで選択し、ツールバーのフォントサイズボックスから変更したいフォントサイズを選ぶ。フォントサイズボックスの位置は、各人により異なるので注意すること。
フォントの変更
日本語には明朝体、ゴシック体、楷書体、行書体等がある。英語はセリフ体(文字の端に飾りがついている書体))とサンセリフ体(文字の端に飾りのない書体)に分類できる。一般的には日本語は明朝体、英語はセリフ体を使用する。ただし、タイトルや見出しではゴシック体やサンセリフ体を使用する。フォントの変更は、変更したい範囲をマウスで選択後、ツールバーのフォントボックスから、変更したいフォントを選ぶ。
スタイルの変更
ツールバーには太字や斜体、下線等、文字のスタイルを設定するボタンも準備されている。これらのスタイルを適用する場合は、設定する場所をマウスで選択し、該当するボタンを押す。設定を解除する場合は、解除したい場所をマウスで選択し、設定が行われているスタイルのボタンを押す。
[10]Microsoft Word(4)段落の配置変更
タイトルは一般的に中央に表示される。スペースキーを連打して中央に来るようにすることもできるが、ちょうどぴったり中央にするのは難しく、また文字の大きさを変更するとずれてしまう。Wordでは文章を左揃え、中央揃え(センタリング)、右揃えにすることができる。配置を変更する段落にカーソルを移動してツールバーのボタンを押すと変更が可能になる。
[11]Microsoft Word(5)箇条書き
箇条書きを行う場合、「・期間」というように先頭に「・」をつけて入力し、入力後に改行すると自動的に次の行にも「・」をつけてくれる。これを入力オートフォーマットという。「・期間」のかわりに「1.期間」とした場合は、改行をすると次の行に「2.」と自動的に表示される。
これは入力する際に最初から箇条書きとする方法である。一方で、入力し終わったものを箇条書きの形式に変更することもできる。以下の手順で実施する。
まず箇条書きの形式に変更したい箇所をマウスで反転して選択する。
メニューバーの「書式」から「箇条書きと段落番号」を選ぶ。
箇条書きを行う際に用いたい行頭の文字を選ぶ。ここでは■を選択している。
OKを押すと箇条書きの形式に変更されている。1箇所不要な場所に●がついている。不要な場合はBackSpaceキーで消すことができる。
[12]Microsoft Word(6)文字列の左端や両端を整える
タブ
キーボードのTabキーを押す。スペースと同じような働きをするが、1文字分のスペースが開くのではなく、あらかじめ定められたタブ位置に文字列の左端を移動するので、レイアウトを整えることができる。タブの間隔の初期設定は4文字になっている。Tabキーを押すごとに文章の先頭が4文字目の位置、8文字目の位置、12文字目の位置、・・・に順次移動する。タブ間隔はメニューバーの「書式」→「タブとリーダー」から変更することができる。
均等割付
決まった幅の中に文字列を割り付ける機能をさす。文字列をマウスで選択し、均等割付ボタンを押し、割り付ける幅を文字数で指定する。解除するときは、均等割付を設定した文字列にカーソルを移動し、均等割付ボタンを押して「解除」をクリックする。
[13]Microsoft Word(7)段落の左端を下げる(インデント)
箇条書きを行った際に全体的に右側にずらしたり、引用したときに引用であることを示すために右側にずらすことがある。これをインデントという。インデントを行うためには上部の水平ルーラーのインデントマーカーを使用する。
先頭行のインデント
段落の先頭や箇条書きの複数行を字下げする(右側にずらす)場合、インデントをしたい範囲をマウスで選択し、インデントマーカーの下向き▽を移動する。
箇条書きをインデントした場合、行頭文字(ここでは■)と先頭の文字の間におかしなスペースが空いてしまうことがあるため、インデントマーカーの┗を使って、間隔を調整することができる。
ぶら下げインデント
先頭行だけインデントをすると、2行以上にわたる「その他」の2行目がおかしなことになる。2行目以降のインデントを「ぶら下げインデント」と呼ぶ。インデントしたい段落をマウスで選択して、インデントマーカーの上向き△を移動する。
段落全体のインデント
段落全体をインデントしたい場合は、インデントしたい段落をマウスで選択し、インデントマーカーの□を移動する。
[14]Microsoft Word(8)イラストの挿入
自分で書いた絵や、撮影した写真を文書に挿入することができる。Microsoft Officeにはクリップアート集が同梱されており、ここから目的のイメージにあったものを探して利用することもできる。
クリップアートの挿入
メニューバーの「挿入」→「図」→「クリップアート」を選ぶ。すると右側の作業ウィンドウに「クリップアートの挿入」表示がでるので、挿入したい図を説明するような単語を入力して検索する。ここでは「スポーツ」をあらわすような図がほしいので「スポーツ」と入力して検索している。
該当する図の候補が表示されるので、挿入したいものがあれば図をクリックすると、現在のカーソル位置に挿入される。候補がない場合はキーワードを変えて検索しなおす。
挿入した図をクリックすると周囲に枠がつき、8箇所に■が表示される。この■にマウスカーソルを合わせ、クリックしながらドラッグすることで図の大きさを自由に変更することができる。
図をダブルクリックすると書式設定を行うことができる。ここでは「レイアウト」タブをクリックして折り返し(回り込み)を「四角」に設定してみよう。
初期設定の「行内」にしておくと、下の図の上側のように、図の横に1行しか書くことができない。「四角」に変更すると文章の折り返し(回り込み)が行われ、下の図の下側のように図の横に複数行書くことができるようになる。
絵や写真
手持ちの図や写真を挿入する場合に使用する。メニューバーの「挿入」→「図」→「ファイルから」を選ぶ。ファイルを選択する画面に移るので、該当するファイルを選んでOKを押す。
[15]Microsoft Word(9)デザインした文字の挿入(ワードアート)
文章のタイトルにデザインされた文字を使用すると目を引きやすくなる。デザインした文字を使用する場合は、メニューバーの「挿入」→「図」→「ワードアート」を選択する。
すると、以下のような画面が表示されるので、好みのスタイルを選択する。
その後下記のテキスト入力画面で文章を入力し、フォントと文字サイズを設定する。大きさについては後で変更できるのであまり気にしなくて良い。
OKを押すとデザインした文字が文書に挿入される。クリップアートと同じく図になるので、クリックして■の部分をドラッグすることで大きさを自由に変更できる。
[16]出席課題
本日作成したMicrosoft Wordのファイルをメールに添付して提出する。
- To:課題提出用メールアドレス
- Subject:literacy04
- 本文:感想があれば記載
- 提出期限:授業終了時まで
- 完成していない場合は、作成途中のものを添付して送信してよいが、操作方法の確認になるため次週までに完成させておくこと