熱力学第 2 法則

他に何も変化を与えることなしに、ある系から低温から熱をとりだして、 その系を高温にすることはできない。

あるいは

熱を全て仕事に変えるような熱機関を作ることはできない。

自動車のエンジンの例

不可逆な熱機関でほしい仕事をさせたいとき、 余分な熱を与える必要がある。自動車のエンジンの熱効率は \eta = 0.3 程度だと言われている。 自動車を動かすために、 可逆な熱機関よりも余計に熱を与えなくてはならない。

可逆である場合は、過程によらず、開始時と終了時の状態でのみ決まる。

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