基礎プログラミング II 第 6 回 「目的に応じて使ってみよう」 レポート講評

(講評) アルファベットの問題は、配列のプログラミングを知っているのだから、 これを最大限使う。 まずは仮定し、 その証明をする(仮定が間違っていれば、その証明で自分の仮定を否定し、 結論を導くことでも同じ)、その結論からさらに考察し、他の成分を調べる、 という流れができていることが重要である。仕事でも同じように、 自分のスキルを最大限に使って、流れをまとめ、提案まで持っていく必要がある。

標準偏差は検索して調べてくることはできていたが、自らの計算問題を作成し、 調べることも必要である。また、プログラムを作成し、その計算を追えるという操作は、 表計算にせよ、市販の給与計算プログラム等での業務でも、 どちらにも必要なスキルである。

数値の中身を追いかけていないということは、他の部署から上がってきた請求書を、 計算せずに上司に渡すことと同じである。これでは業務がこなせる人材ではない。 必ず中身やしくみを追いかける習慣をつけよう。

このうち二つはかろうじてクリアしているものを掲載してあるが、 筆記問題がきちんとできている学生も多くいたことを記しておく。 筆記問題をプログラミングできるようになることが、 真に論理的な考え方を身につけた自信を持てる日となるだろう。

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