専門演習の時間は輪講学習を進める。 3年生は自分で決めたテーマの自主学習を進め定期的に成果発表しつつ 年度末にプチ論を作成する。4年生は卒業研究を進める。
3年生順番: 毎週火曜の専門演習の司会進行をする。前の週までに 次回どんな内容で進めるか決めて相談に来ること。
3年生順番: 専門演習の記録を取りs4掲示板に載せる。
3年生の希望者: オープンキャンパス/ゼミ選択用のポスターを作成する。
3年生2名: オンライン接続PCをプロジェクタ接続する。 ある回でオンライン参加した場合は翌週機材係を受け持つ。
会場または店の予約と出欠管理。集まりがあるその都度任命。
芋煮会の出欠管理と用具・食材手配。送迎手配。
3年生車所有者: 飲み物在庫管理。コーラ、サイダー、緑茶、 烏龍茶が基本セット、その他は担当者の裁量(原価50円未満)。
イントロクイズシステムの作成と問題作成。違法にならない音楽集め。
卒業生の出欠管理と宿への連絡・配車・イントロクイズの賞品準備。
遅刻者から寄付をつのる。
3年生希望者: キャリアセンターや教務に提出する書類を一括で預かって コピーした上で提出する。
出品物の価値を高めて司会進行する。
イベント幹事はプロジェクトの進行の上でとても重要な職務である。 一生つきまとうスキルなので、イベントが円滑に進むように心がける。
一に相談、二に相談。とにかく相談。 完全掌握しているものでなければ総括している人に逐一相談する。 それを踏まえて以下のステップが必要。
ステップ | 時期 | 内容 |
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日程決め | かなり前 | 出席者が最大になるような日程を決める。
優先度の高い参加者の予定を重視する。 無理に参加しなくてもいい対象者もいる場合はその場合は断りやすい雰囲気を作る。 このときに出欠も取ってしまうとよい。 |
会場確保 | 1ヶ月以上前 | 人数・用途などを踏まえて必要な会場候補を提示し相談後、 施設が空いていたら予約する。 |
出欠取り | 前週まで | 1人ずつ参加者に出欠の可否を確認する。 できるだけ返答を先送りさせない。 |
移動主題手配 | 前週まで | 遠隔会場の場合は車の割当も行う。 運転手には自動車保険が家族以外にも適用されるか確認してもらう。 運転者に交通費などを出す場合は細かい負担ルールを 事前に厳密に決めておく。後で決めるとトラブルのもと。 |
会場設営 | 当日 | 開始時間からすぐ始められるよう機材があれば準備、 予約が必要なものがあれば先に済ますまたは協力者に指示する。 会合の場合は飲み物だけ先に注文を取って事前に店に伝える。 |
報告書提出 | 翌日 | 開催報告や、会合の場合は会計報告書を作成し提出する。すぐ出せるよう予め作成しておく。 |
以下のようなやリかたはうまく行かないことが分かっている。
だめな理由 グループ連絡が来てすぐ返すだろうか? 否。自分宛てでないものは 「他の人が返してからでいいや」と後回しにされて、締切を過ぎても最後の 結果が得られない → 幹事自身が締め切りを忘れる → 依頼者は結果が来 ないのでずっと気にかける → 催促する → 手遅れ。
どうすればよいか 個別に連絡を取る。結果を聞いたら繋がりのある人の答ももらう。 その案内を自分がもらったとして参加したい、協力したいと思えるような 一言を添える(例: 過去の楽しかった思い出や感謝に値するエピソード)。
OBへの連絡の場合は、1人ずつその先輩だけに伝わる一言を添えて、 多忙でも返事しやすい短い文にまとめて送る。
一人ずつ取るのは面倒?? そうしないで一斉連絡にして返事が 集まらなくて期限が過ぎて全体に迷惑がかかるコストを考えたら圧倒的に楽。 任命されたという責任感を大事にする。 3,4名の少人数だとか、絶対に出るべき重要な集まりで一斉連絡でも みんな必ず返信してくれる性質のものなら一斉連絡でよいが、 そうでない場合に一斉連絡でスムーズに結果が得られることはない。
裏を返すと、あまり人数が集まらなくて良いものの場合は 一斉連絡を利用するほうが好ましい。一斉連絡のメリットは 「無視しやすい」と「全員に声がけした公平感」にある。
だめな理由 後で変更があった時に人数管理だと誰の変更までを管理したのかわからなくなる。 さらに集金するときに誰からもらったかメモをその場で作る羽目になり 「最初から作っておけばよかった」となる。
どうすればよいか 参加可能生のある人全員の名簿を作って個別管理する。 名簿はKoekiDriveなど全体共有できる場所に置く。
だめな理由 自分を含めて次の幹事役のときに参考にならずまた同じ轍を踏む。
どうすればよいか すくなくとも会計報告書は必ず作成する。
ゼミ紹介となるポスター(A全版)の原稿を作成する。 原稿はA4で、拡大されることを考慮して字は小さめ(本文8ポイント程度)で 余白を小さめに。高校生でも理解しやすい内容とする。
一般の人(とくに小学生)が楽しめるプログラムを作り 当日体験させる。飴などの景品を用意しておくと効果的。
春学期の締めくくりとなる大きなイベントとして夏合宿を行なう。 合宿では卒論・プチ論の方向を決めた上での中間発表、輪講の仕上げを行ないつつ、 トレッキング、蕎麦打ち体験等精力的に余暇を楽しむ。
例年合宿は、新潟県妙高市の シルバー音羽 にて行なう。 2025年度は8月15日(金)〜8月18日(月)を予定している。
夏合宿での活動で得られるもの(先輩からの助言・集中した研究)も 大事だが、それ以上に運営自体の知見を得ることが重要である。 細分化したものを記す。
係 | 内容 | 留意点 |
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幹事(会計) 4年+3年 |
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途中参加者は支払金額が違うので名前付き対応表を作って、
参加者別かつ日数別に「宿泊」、「食事」の○×表を埋める。
表は紙でもKoekiDriveでもよいが共同幹事も見られるようにする。
公共クラウドに置かない。 全体会計から車を出す人に移動費を配分する規則を決める。 |
幹事(卒業生連絡) 4年 |
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過年度参加者には一言添えて個別に送る。
可能性低い年代は一斉送信でよい。 参加者一覧を宿窓口会計幹事に送る。 電車移動者を送迎手配係に知らせる。 |
送迎手配 4年 |
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電車で来る参加者と連絡を取り合い到着時刻をもらう。 その時刻を送迎係(場合によっては自分)に知らせて駅まで迎えに行く。 送迎係不在の場合は宿に依頼する。 |
駅間送迎 |
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安全運転する。来た人との会話を頑張る。 |
配車 |
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各車の任意保険を確認する。家族でない同乗者への補償があるか(必須)、
本人以外の運転者で保証されるか(ない場合は代理運転できないが
それでよいか)確認する。 行きは時間がずれると迷惑なので高速で行くよう指示する。 |
イントロクイズ (システム作成) |
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PCおよびスマートフォンで使用できるWebアプリを作成する。
2ヶ月程度はかかる。クライアント仕様は以下のとおり。
また、管理者用クライアントは以下のように動く。
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イントロクイズ (楽曲リスト作成) |
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参加者年代性別を考慮して誰でも2,3問は当たるように作成する。
学生同士で持ち寄ったCD、ゲオで借りたCDから当てられる人の顔が浮かぶ
ものを選ぶ。レンタル費は合宿費から出すので費用を会計と相談する。 曲ごとにヒントをつける。CSV化してイントロシステムにそのヒントが出ると最高。 CSVのフォーマットを決めてシステム試験用の練習曲集をシステム係に提供する。 ネタバレと著作権2つの意味で流出注意、音データは学外ネットに置かない (USBメモリやKoekiDriveを利用し終わったら消す)。 曲ごとに音量が違うのでエンコードのあとレベル調整する。soxが便利(sox MP3ファイル normでできる)。 mp3でなくその場イントロ(楽器演奏やアカペラなど)、 「これなんの音?」などもあり。 当日は別室で司会をする。1人はDJ、もう1人はイントロシステム操作。 正解者が出たら班番号と名前を聞いて集計する。最後に最優秀個人賞とチーム賞を発表する。 得点集計は「個人ごと」「班ごと」が大変なのでもう一人要るかも。 「正解者ゼロ」の問題が出ないように努める。お手つき減点があると押さない人が多い。ヒント多めがちょうどよい。「いまからちびっこゾーンです」のように曲順をテーマごとに分けてもよい。 |
買い出し |
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人数と内訳を見ておやつの甘いものしょっぱいものの比率、 ソフトドリンクアルコールの分量を考えて適正量を購入する。 宿から冷蔵庫の一角を借りられるので飲みそうなものから冷やす。 金・日の21時過ぎと土曜イントロクイズのおやつタイムに 氷とグラスを宿にお願いして手配する。氷がなくなったら 再依頼して会計幹事に氷の注文数を知らせる。 |
温泉カフェチケット管理 |
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(今はないかもしれない) 宿から割引券がもらえるので、温泉カフェに行きたい人の 数を数え宿に知らせて券をもらい希望者に渡す。人があちこち移動するので 意外に難易度が高い。 |
芋煮幹事の目標は以下の3点。
例年開催しているものの条件は以下のとおり。
小中学生 | 100円 |
他者や荷物を送迎して参加する人 | 200円 |
その他 | 500円 |
工程表を作ってクリティカルパスを特定して段取りする。 特に注意するのは比内地鶏。1羽まるごとのものを購入しているが、 納期と冷蔵可能期間を考慮の上早めに購入計画を立てる。 店による価格差が激しく、加工工場直売業者でないとかなり高額になる。
当日料理の段取りを想起し搬入・火起こしから片付け・帰着までの工程図を作成してみる。
予算(ゼミ費+参加費)、竈(2箇所+コンロ)、食材、調理具、車、 その他開始から終了までの活動に必要なものの配分を考慮する。
出欠集計、会計、配車、買い出し、調理板長(内陸、庄内、比内)、調理サイドメニュー(焼き物、スイーツ)、レク、その他。
得た経験は必ず記録に残すこと。さもないとせっかく得た知見が シャボン玉のように消える。
以上を意識して見える場所に記録する。
yuuji