システムの設計
公益に資する情報システムを作成する流れを俯瞰した上で地道に着手する。
以下、いずれにおいても重要なことは 具体性
で、「困っている」とか「便利」とか曖昧なレベルを超えた発案をする。
係と仕事の分割
個人個人、以下の4つのうちから「主担当」となるもの1つ、
「副担当」となるもの1つを選ぶ。
チーム内でなるべく人数の偏りがないようにする。
 - プログラム作成
 
 - データ作成(情報提示系) or ストーリー作成(体験提示系)
 
 - 画面作成 (HTML, 画像, 動画)
 
 - 納品物作成(プレゼンシート + レジュメ + ポスター)
     納品物はいずれもPDF化してチームWebに置いてリンクする 
係を決めるためにまず全員で要件定義を行なう。
そののち、作成するものについて4つの仕事に分けて進める。
 - 要件定義(全員で)
 
 - 画面設計
 
 - 機能設計
 
 - データ設計
 
 - 材料構築
 
テーマの選定
まず題材を決める必要がある。題材については
 - 既存のサービスにないもの
 
 - 既存のサービスでは行き届かない部分が明らかにあるもの
 
 - 受益者層がはっきりしているもの
 
 - 自分達が集める/作ることができる情報か(実行可能性/規模/権利関係)
 
 - 具体的成果物を作る動機を高く持てるものか
 
などを勘案する。
要件定義
 - 対象は「誰」の「どういう状況」
     
      - 実例を「Aさん」、「Bさん」の2パターン以上の物語で書いてみる。
 
      - 「具体的」にするのはその問題に関係する部分のみ(本筋無関係の
	  ところの具体性は脱線の元なので控える)。
 
      - 脱線しても否定はせず元に戻す働きかけをする。
 
     
  
 - 何を提示する? 「情報」or「体験」?
     
      - 「情報」の場合: 実例を5個以上挙げてみる。
 
      - 「体験」の場合: 動きを雑な絵に書いてみる。
 
     
  
以上が決まったら係ごとの作業に移る。
画面設計
 - 何を入力させて
 
 - 何を出力するか
 
 - どこを見やすくするか
 
 - 何枚の画面になるか
 
 - デッサンする
 
データ設計者から5個のサンプルデータをもらって作成する。
機能設計
 - 入力値をどう綺麗にするか(文字列か数値か)
 
 - 出力の書式と文法の具体例
 
 - 具体的にどう動かすか
 
データ設計者から5個のサンプルデータをもらって作成する。
データ設計
 - 必須項目は何か
 
 - 綺麗な形で格納する具体例
 
 - どうやって手分けするか具体的手順
 
5個のサンプルデータをまず作り他の係に渡す。
材料
 - 探す: オープンデータを探す
 
 - 作る: 自由に使えるツールを利用して作る(誰でも手軽に作れるようにする)
 
以後の作業が台無しにならないよう「著作権」に厳重注意して進める。
作業手順
 - テーマの選定(2つに絞る) 15分
 
 - ストーリーの作成 30分
 
 - プロトタイプの作成
     
      - プログラム係: 予備データで動くものを作る
 
      - 画面係: システムの入口と操作する入力用Webページ
 
      - データ係: 予備データを1人20個以上
 
      - 納品物作成: 他の係の手伝い
 
     
  
本日の作業
上記の2番まで行なう。
授業終了後の作業
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