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電子メール送信練習

[1]電子メール

携帯メールとパソコンのメールの違い

スマートフォンの普及に伴い、日常的に電子メールを使用する機会が増加しているが、スマートフォンのメール(SMS)とパソコンのメールにはいくつかの相違がある。

  • スマートフォンではメールを送るために特別なソフトウェアを必要としないが、パソコンの場合はメーラーと呼ばれるソフトウェアを必要とする
  • スマートフォンでは電話番号を指定すればメールを送ることが出来るが、パソコン同士の場合は電子メールアドレスを指定しなければ送ることが出来ない
  • スマートフォンではメールにタイトルをつけないが、パソコンの場合はタイトルをつけるのが常識

メールアドレスの構造

メールアドレスは hoge@koeki-u.ac.jp という構造をとる。

  • アカウント:@の左側(hoge)
  • ドメイン:@の右側(koeki-u.ac.jp)
  • メールアドレス:全体(hoge@koeki-u.ac.jp)

ドメインはインターネット上の住所にあたるもので、上記は、公益大(koeki-u.ac.jp)に所属するhogeさんのメールアドレスということになる。

大学が付与するメールアドレス

大学が、在学中に皆さんに付与するメールアドレスは以下の通り。

c121xxx@e.koeki-u.ac.jp

  • アカウント:学籍番号(最後の1桁のチェックディジットは除去)
  • ドメイン:e.koeki-u.ac.jp

koeki-u.ac.jpの手前のe.はサブドメインと呼び、入学年度別に管理をする上での区分である。

パソコンのメーラーはOutlook、Thunderbird、Sylpheedなど有料、無料なものが様々あるが、本学でMewというメーラーを使用する。

[2]練習(1)

2通メールを送る。

  1. 近くの人2人とメールアドレスを交換し、自己紹介のメールを送りあう。送信後、受信操作を行って。正しく送信できたか確認する。後でこのメールに対する返信の練習を行うので質問を1つ以上入れる(例:好きな映画は何ですか)。3人のアドレスは次のように書き分けること
    To: 一人目のアドレス
    Cc: 二人目のアドレス (Cc:欄を自分で追加)
    Bcc: 三人目のアドレス (Bcc:欄を自分で追加)
    Subject: 情報リテラシー 送信練習
    
  2. 担当教員宛にメールを送るが、わざとメールアドレスを間違えて送る。正しいメールアドレス、間違ったメールアドレスいずれも授業中に指示する。送信後、受信操作を行って、メールアドレスを間違えた際のエラー通知を確認する。

[3]メールの返信

返信時の引用のルール

返信を選んだ場合、相手が送信してきた内容が>つきで表示される。

>神田です。
>
>本日はお疲れ様でした。
>次回の打ち合わせは5月3日15時より
>F研究室で実施したいと思います。
>ご都合はいかがでしょうか?
>他の予定が入っている場合は、
>お手数ですが都合の良い日を教えてください。

このメールに対する返事の書き方について考えよう。

良くない例(1) 全文を引用する

神田様

佐藤です。
お世話になります

>神田です。
>
>本日はお疲れ様でした。
>次回の打ち合わせは5月3日15時より
>F研究室で実施したいと思います。
>ご都合はいかがでしょうか?
>他の予定が入っている場合は、
>お手数ですが都合の良い日を教えてください。

5月3日で大丈夫です。

不要な部分は引用する必要はない。必要な部分だけを残して返事を書く。

良くない例(2) 読みにくい

神田様
佐藤です。
お世話になります。
>次回の打ち合わせは5月3日15時より
>F研究室で実施したいと思います。
>ご都合はいかがでしょうか?
5月3日で結構です。宜しくお願いします。

自分の書いた文章と引用部が区別しづらい。引用部の上下は1行あけた方が読みやすい。

良い例

神田様

佐藤です。
お世話になります。

>次回の打ち合わせは5月3日15時より
>F研究室で実施したいと思います。
>ご都合はいかがでしょうか?

5月3日で結構です。宜しくお願いします。

[4]練習(2)

  1. 先ほど送りあったメールに、引用つきで返信し、質問に対して回答する。メール全文を引用せず、不要な箇所は削ること

[5]送信エラーの確認

送信エラーの確認

送信をしたら、受信操作を行い、正しく送られたか確認する。

  • 正しく送信できた場合:新規メールなし
  • 正しく送信できなかった場合:エラー通知(MAILER-DAEMONからのメール)

    エラー通知が届いたら、以下の黄色の部分に着目する。

    Hi. This is the qmail-send program at broy.e.koeki-u.ac.jp.
    I'm afraid I wasn't able to deliver your message to the following addresses.
    This is a permanent error; I've given up. Sorry it didn't work out.
    
    <naoyan@broy.e.koeki-u.ac.jp>:
    Sorry, no mailbox here by that name. (#5.1.1)
    
    --- Below this line is a copy of the message.
    
    Return-Path: 
    Received: (qmail 29631 invoked by uid 1010); 22 Mar 2021 16:42:56 -0000
    Received: (qmail 22127 invoked from network); 22 Mar 2021 16:42:56 -0000
    

エラー内容の確認

MAILER-DAEMONからエラーメッセージが届いた場合は、エラーの理由を確認してみよう。

  • Sorry, no mailbox here by that name:@の左側のアカウント間違い
  • Host unknown:@より右側のドメイン間違い
  • Message size exceeds remaining quota:相手のメールボックスの容量が一杯になっている(相手が受信作業をするまでは再送信しても無駄)
  • Message exceeds maximum fixed size:送信したメールのサイズが大きすぎる。1MBを超えるようなサイズの場合、エラーになることがある。

[6]練習(3)

以下の2枚の画像を保存し、添付ファイルとして送信する。1回で2つのファイルを添付する。

画像ファイルを保存するためには、写真をマウスで右クリックして「名前をつけて保存」を選び、保存先としてLiteracyフォルダを指定してOKをクリックする。

Subjectは「情報リテラシー 送信練習2」とする。

koeki.jpg

公益大の外観カラー写真

kyoto.jpg

京都