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LibreOffice Writer[1]-文書作成

[4]Writerによる書式設定

ページ設定

上下左右の余白の設定は、メニューバーの「書式」→「ページ設定」から実施する。「ページ」タブをクリックし、「余白」の値を変更する。今回は特に余白の指定はないが、適宜変更してみよう。

箇条書き

ツールバーの「箇条書きボタン」をクリックすると行頭文字の「●」が表示され箇条書きができるようになる。箇条書きを終了したい場合は「●」が表示された状況でEnter。行頭文字を変更したい場合はメニューバーの「書式」→「箇条書きと番号付け」より設定する

箇条書きの方法

[5]Writerによる表の作成

表の作成

ツールバーの表作成ボタンの右の▼を押し、行数と列数を指定する。ここでは4×4の表を作成する。

表の作成

列幅の変更と列の均等分割

表の幅の調整はWordと同様で、表の縦罫線にマウスをあわせて左右に移動すればよい。なお、4列とも幅を均等にしたい場合は、以下の手順を踏む。

以下の図では月曜日、火曜日、木曜日のセルの幅がそろっていない。このままでは見栄えが悪いので、3つの列を選択し、ツールバーの最適化ボタンの中にある列の均等分割ボタンを押す。ボタンが見つからない場合、メニューバーの「表示」→「ツールバー」から「表」を選択すると出現する。

列の幅をそろえるボタンを押す

すると列の幅が均等になる。

列の幅がそろう

表の中央揃え

次に、表の位置を左右中央にしよう。表の中で右クリックをするとメニューが出てくるので、この中からを選択する。

表の中で右クリックをして「表」を選択

次に、配置を「中央」に指定し「OK」とすると、表が中央にそろう。

配置を「中央」にする

表の罫線

最後に罫線を引いてみよう。罫線を引くときは、Wordと同様ツールバーの罫線ボタンを使用する。ただし、線の太さや色を変える方法はWordとは異なる。Writerでは、まず下の緑丸の罫線ボタンを使ってとにかく罫線を引く。この際は初期設定の太さの黒色の罫線が引かれる。罫線の引き方を決定した後で、表全体を選択して、赤丸の線スタイルボタンで太線や点線を指定すると、全ての罫線が太線や点線に変わる。同様に表全体を指定して青丸の罫線の色ボタンで色を指定すると、全ての罫線の色が変わる。

罫線の引き方

[6]Writerによるクリップアート(ギャラリー)の挿入

Microsoft Officeでは、イラストや写真などのデータ集が「クリップアート」として最初から同梱されていた。LibreOfficeでも数は少ないがクリップアートはある。メニューバーの「ギャラリー」ボタンを押すと、クリップアートの一覧が表示されるので、挿入したい画像を選んで、右クリックで「挿入」する。

クリップアートの挿入

図のサイズ変更

挿入された図をクリックすると周囲に8つの緑色のが表示される。これらをクリックしながらマウスをドラッグするとサイズを変更することができる。シフトキーを押しながら四隅の赤丸の部分のをドラッグすると縦横の比率を変えずにサイズを変更することができる。黄色の丸の部分のを移動すると縦横の比率が変化する。四隅のでもシフトキーを押さずにサイズ変更すると縦横比は変化する。

挿入した図はサイズを変更できる

文章の折り返し(回り込み)

図をダブルクリック(または右クリックで「画像」を選択)すると図の書式設定ができる。「折り返し」タブをクリックし、設定を「左右動的」にすると、テキストが図の横に回りこむ。「間隔」を調整すると図形の端から文章までの距離を設定することができる。

図をダブルクリックしWrapでOptimalを選ぶ