roy > naoya > 情報リテラシーII > (13)プレゼンテーション[2]-アニメーション

(13) 12/17の授業内容:プレゼンテーション[2]-アニメーション

[1]プレゼンテーションの実行(スライドショー)

プレゼンテーションを行う際は、作成したスライドを全画面表示で1枚ずつ順に提示する。これをスライドショーという。

スライドショー実行方法

3種類の方法がある。

  1. メニューバーの[スライドショー]→[実行]を選ぶ(必ず1枚目から実行される:下図左)
  2. F5キーを押す(必ず1枚目から実行される
  3. 左下のスライドショーボタンを押す(任意のスライドから実行される:下図右)

スライドショーはメニューバーのスライドショーから実行を選択 スライドショーは左下のスライドショーアイコンから実施

3番目の方法は現在選択されているスライドからスライドショーが開始される。発表後の質疑応答で「5枚目のスライドを見せてください」などと言われた場合に、そのスライドからスライドショーを開始できる。

次のスライド、前のスライドへの移動

  • 次のスライドの表示:マウスの左クリック、またはキーボードの↓キー(アニメーションの設定をしている場合はアニメーションが実行される)
  • 前のスライドの表示:マウスの右クリックで「前へ」、またはキーボードの↑キー
  • スライドショーの途中終了:マウスの右クリックで「スライドショーの終了」もしくは[Esc]キー

[2]アニメーションの設定

プレゼンテーションを行う際に、スライドの文字や図表に動きを持たせることができる。これをアニメーションという。

アニメーションの追加

作業ウィンドウからアニメーションの設定を選ぶ

作業ウィンドウで、「アニメーションの設定」を選択

アニメーションを追加したいテキストの枠を選択

アニメーションを適用したいテキストの枠(テキストボックス)や図を選択

効果の追加ボタンから適用したいアニメーションを選ぶ

「効果の追加」から適用したいアニメーションを選択。様々なアニメーション効果が4つのカテゴリに分類されている。

アニメーション効果の分類

  • 「開始」:テキストを出現させる
  • 「強調」:表示されているテキストに対するアニメーション(文字サイズの変更や文字色の変更など)
  • 「終了」:テキストを消失させる
  • 「アニメーションの軌跡」:スライド上に書いた軌跡に沿って、指定した図やテキストを移動させる

指定するとスライド上のテキストにアニメーションが適用される順番が表示される

アニメーションを指定すると、スライドのテキスト横に、アニメーションの実施順が表示される

実施順は、作業ウィンドウで変更可能

アニメーションの設定変更

適用されたアニメーションの一覧を見るためには▼を押して展開

設定したアニメーションは作業ウィンドウに表示されている。省略形式で表示されている場合は、左図の赤丸部をクリックすると展開表示される

展開した結果

全てを表示した例。選択したテキスト枠には箇条書きで5項目が記述されていたため、5つのアニメーションが適用されたことがわかる

左端の通し番号がアニメーションの実施順を表す

マウスの絵柄は、左クリック(またはキーボードの↓キー)でアニメーションが実行されることを表す

「開始」でアニメーションを開始するタイミングを選択できる

アニメーション開始のタイミングは、1)マウスをクリックした場合、2)1つ前のアニメーションと同時、3)1つ前のアニメーションの後、を選ぶことができる(初期設定は1)

タイミング変更は、変更したいもの(左の図では3)を選択し、「開始」から該当するものを選ぶ

直前の動作の後を選択した後は、そのアニメーションの横の▼から「タイミング」で何秒後かを指定する

「直前の動作の後」を選択した場合、動作の後何秒後にそのアニメーションを開始させるかを指定する必要がある(初期設定は0秒)。該当するアニメーションの右端の▼をクリックして「タイミング」を選択

「タイミング」タブの「遅延」で具体的な時間を指定する

出現するメニューから、「タイミング」タブを選択し、「遅延」の部分で時間を指定する

アニメーション実施順の変更

アニメーションの実施順を変更する場合は、変更したいものをクリックして、変更先にドラッグする

変更したいものをクリックし、変更先にドラッグする。ドラッグをしていると、既存のアニメーションの間に黒の実線が表示される(左図赤丸)ので、該当するところで離せば、そこに移動される

アニメーションの実施順が変更されていることがわかる

実施順が変更になっていることがわかる

再生ボタンを押すとアニメーションのプレビューを見ることができる

作業ウィンドウ下部の再生ボタンを押すと、アニメーションのプレビューを見ることができる

[3]配布資料の作り方・手元資料の作り方

印刷時の設定により、配布資料や発表者の手元資料の作成ができる。

印刷時に配布資料を選ぶと1ページに複数枚のスライドを印刷できる

  • 印刷範囲:全てのスライドを印刷する、現在表示しているスライドを印刷する、指定したスライドを印刷する、から選ぶことができる
  • 印刷対象:スライド(用紙1枚あたり1スライド)、配布資料(用紙1枚あたり1〜9スライド)、ノート(用紙上部に1スライド、下部にノートに記載した内容を印刷)から選ぶことができる
  • 配布資料:印刷対象を配布資料にした場合のみ設定可能。1ページ当たりのスライド数を指定する

配布資料(1ページあたり6枚)の印刷例 配布資料(1ページあたり3枚)の印刷例 ノートの印刷例

左から順に、配布資料(1ページあたり6枚)、配布資料(1ページあたり3枚)、ノートでの印刷例

[4]本日の作業内容

先週の課題を継続する。今日学んだアニメーションも適宜盛り込んでみよう。

出席課題

進捗状況をメールで報告する。

  1. 提出先:課題提出用メールアドレス
  2. メールの件名(Subject):literacy(13)
  3. 提出期限:授業終了時
  4. 電子メールの使い方に自信がない場合:Mewの主要コマンドについてを確認しよう