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(3) 04/23の授業内容:Microsoft Word[2]-文書整形

Microsoft Word[4]フォント·サイズ·スタイルの変更

文字サイズの変更

大きさを変更したい範囲をマウスで選択し、ツールバーのフォントサイズボックスから変更したいフォントサイズを選ぶ。フォントサイズボックスの位置は、各人により異なるので注意すること。

文字のサイズ変更

フォントの変更

日本語には明朝体、ゴシック体、楷書体、行書体等がある。英語はセリフ体(文字の端に飾りがついている書体))とサンセリフ体(文字の端に飾りのない書体)に分類できる。一般的には日本語は明朝体、英語はセリフ体を使用する。ただし、タイトルや見出しではゴシック体やサンセリフ体を使用する。フォントの変更は、変更したい範囲をマウスで選択後、ツールバーのフォントボックスから、変更したいフォントを選ぶ。

フォントの種類

スタイルの変更

ツールバーには太字や斜体、下線等、文字のスタイルを設定するボタンも準備されている。これらのスタイルを適用する場合は、設定する場所をマウスで選択し、該当するボタンを押す。設定を解除する場合は、解除したい場所をマウスで選択し、設定が行われているスタイルのボタンを押す。

スタイルボタン

Microsoft Word[5]段落の配置変更

タイトルは一般的に中央に表示される。スペースキーを連打して中央に来るようにすることもできるが、ちょうどぴったり中央にするのは難しく、また文字の大きさを変更するとずれてしまう。Wordでは文章を左揃え中央揃え(センタリング)右揃えにすることができる。配置を変更する段落にカーソルを移動してツールバーのボタンを押すと変更が可能になる。

センタリング,右揃えの例

Microsoft Word[6]箇条書き

箇条書きを行う場合、「・期間」というように先頭に「・」をつけて入力し、入力後に改行すると自動的に次の行にも「・」をつけてくれる。これを入力オートフォーマットという。「・期間」のかわりに「1.期間」とした場合は、改行をすると次の行に「2.」と自動的に表示される。

これは入力する際に最初から箇条書きとする方法である。一方で、入力し終わったものを箇条書きの形式に変更することもできる。以下の手順で実施する。

箇条書きをしたい場所を選ぶ

まず箇条書きの形式に変更したい箇所をマウスで反転して選択する。

メニューの書式から箇条書きと段落番号を選ぶ

メニューバーの「書式」から「箇条書きと段落番号」を選ぶ。

行頭文字の種類を選ぶ

箇条書きを行う際に用いたい行頭の文字を選ぶ。ここでは■を選択している。

箇条書きに変更されている

OKを押すと箇条書きの形式に変更されている。1箇所不要な場所に●がついている。不要な場合はBackSpaceキーで消すことができる。

Microsoft Word[7]文字列の左端や両端を整える

タブ

キーボードのTabキーを押す。スペースと同じような働きをするが、1文字分のスペースが開くのではなく、あらかじめ定められたタブ位置に文字列の左端を移動するので、レイアウトを整えることができる。タブの間隔の初期設定は4文字になっている。Tabキーを押すごとに文章の先頭が4文字目の位置、8文字目の位置、12文字目の位置、・・・に順次移動する。タブ間隔はメニューバーの「書式」→「タブとリーダー」から変更することができる。

Tabキーを押すと字下げする

均等割付

決まった幅の中に文字列を割り付ける機能をさす。文字列をマウスで選択し、均等割付ボタンを押し、割り付ける幅を文字数で指定する。解除するときは、均等割付を設定した文字列にカーソルを移動し、均等割付ボタンを押して「解除」をクリックする。

均等割付の方法

均等割付の例

Microsoft Word[8]段落の左端を下げる(インデント)

箇条書きを行った際に全体的に右側にずらしたり、引用したときに引用であることを示すために右側にずらすことがある。これをインデントという。インデントを行うためには上部の水平ルーラーのインデントマーカーを使用する。

先頭行のインデント

段落の先頭や箇条書きの複数行を字下げする(右側にずらす)場合、インデントをしたい範囲をマウスで選択し、インデントマーカーの下向き▽を移動する。

先頭行のインデント

箇条書きをインデントした場合、行頭文字(ここでは■)と先頭の文字の間におかしなスペースが空いてしまうことがあるため、インデントマーカーの┗を使って、間隔を調整することができる。

行頭文字と文字の先頭の間隔を調整する

ぶら下げインデント

先頭行だけインデントをすると、2行以上にわたる「その他」の2行目がおかしなことになる。2行目以降のインデントを「ぶら下げインデント」と呼ぶ。インデントしたい段落をマウスで選択して、インデントマーカーの上向き△を移動する。

ぶら下げインデントで2行目以降をインデントする

段落全体のインデント

段落全体をインデントしたい場合は、インデントしたい段落をマウスで選択し、インデントマーカーの□を移動する。

段落全体のインデントの方法

Microsoft Word[9]イラストの挿入

自分で書いた絵や、撮影した写真を文書に挿入することができる。Microsoft Officeにはクリップアート集が同梱されており、ここから目的のイメージにあったものを探して利用することもできる。

クリップアートの挿入

メニューバーの「挿入」→「図」→「クリップアート」を選ぶ。すると右側の作業ウィンドウに「クリップアートの挿入」表示がでるので、挿入したい図を説明するような単語を入力して検索する。ここでは「スポーツ」をあらわすような図がほしいので「スポーツ」と入力して検索している。

クリッアートの検索画面では自由な言葉を入力して検索する

該当する図の候補が表示されるので、挿入したいものがあれば図をクリックすると、現在のカーソル位置に挿入される。候補がない場合はキーワードを変えて検索しなおす。

候補の中で気に入ったものがあればクリックすると挿入される

挿入した図をクリックすると周囲に枠がつき、8箇所に■が表示される。この■にマウスカーソルを合わせ、クリックしながらドラッグすることで図の大きさを自由に変更することができる。

挿入した図は大きさを自由に変更できる

図をダブルクリックすると書式設定を行うことができる。ここでは「レイアウト」タブをクリックして折り返し(回り込み)を「四角」に設定してみよう。

図をダブルクリックすると回り込みの設定ができる

初期設定の「行内」にしておくと、下の図の上側のように、図の横に1行しか書くことができない。「四角」に変更すると文章の折り返し(回り込み)が行われ、下の図の下側のように図の横に複数行書くことができるようになる。

回り込みの設定をすると図の横に複数行書くことができる

絵や写真

手持ちの図や写真を挿入する場合に使用する。メニューバーの「挿入」→「図」→「ファイルから」を選ぶ。ファイルを選択する画面に移るので、該当するファイルを選んでOKを押す。

Microsoft Word[10]デザインした文字の挿入(ワードアート)

文章のタイトルにデザインされた文字を使用すると目を引きやすくなる。デザインした文字を使用する場合は、メニューバーの「挿入」→「図」→「ワードアート」を選択する。

すると、以下のような画面が表示されるので、好みのスタイルを選択する。

ワードアートスタイルの選択

その後下記のテキスト入力画面で文章を入力し、フォントと文字サイズを設定する。大きさについては後で変更できるのであまり気にしなくて良い。

ワードアートテキストの入力

OKを押すとデザインした文字が文書に挿入される。クリップアートと同じく図になるので、クリックして■の部分をドラッグすることで大きさを自由に変更できる。

ワードアートの文書への挿入例

204/205教室のプリンタについて

204/205教室に設置されているプリンタはレポートの印刷等、自由に利用してよい。用紙がなくなった場合は、事務局の教務課でもらうことができる。

  • 無駄なものを印刷しない:資源を節約しよう。
  • すぐに印刷されないからといって印刷操作を繰り返し行わない:印刷されない場合は用紙切れか用紙づまりの可能性が高い。何度も印刷操作を繰り返すと、用紙を補給した際やつまった紙を取り除いた際に、その回数だけ印刷されてしまう。

出席課題

本日作成したMicrosoft Wordのファイルを印刷し、提出する。

  • 2行目:「自分の名前」には、実際に氏名を書いておくこと