roy > naoya > 基礎プログラミングI·情報検索 > (13)自由製作課題
本日で準備期間は終わりである。なるべく授業中に終わるように助け合いながら作業を進めよう。
プログラムやWebページの作成が終わったグループは発表内容について検討しよう。発表の練習をするのも良い。
現時点でのグループの確定状況について示す。間違いがある場合は報告すること。
じゃんけんで決める。
プログラムを作成し、Webページ担当者に渡す場合はmewでメールを送る際にファイルを添付すればよいが、ファイルが複数ある場合はいちいち添付するのが面倒な場合がある。
また、Webページからユーザにファイルをダウンロード(DL)してもらう場合、複数ファイルをDLする必要があるならば、いちいち1つずつDLするのは大変である。このような場面を想定し、複数ファイルを圧縮して1ファイルにまとめる方法を確認しておこう。
1つのディレクトリに圧縮したいファイルをまとめておこう。移動したければmvコマンド、コピーしたければcpコマンドを使用する。いずれの場合もmkdirコマンドで事前にディレクトリを作製しておく必要がある。
ここではkadaiというディレクトリを作り、そのディレクトリの中にファイルをコピーする方法を確認しよう(移動ならcpをmvに変更する)。
%irsv{naoya} mkdir kadai[Return] cp file1 kadai[Return] cp file2 kadai[Return] cp file3 kadai[Return]
ファイルを1つずつコピーするかわりに、一度にコピーすることもできる。
%irsv{naoya} mkdir kadai[Return] cp file1 file2 file3 kadai[Return]
gtarコマンドを使ってkadaiディレクトリの中にあるファイルをまとめて圧縮し1つのファイルにしよう。圧縮しても元のディレクトリはなくならない。
%irsv{naoya} gtar vzcf kadai.tar.gz kadai[Return]
基本構造は以下の通り。
%irsv{naoya} gtar オプション 圧縮後のファイル名 圧縮するディレクトリ名[Return]
オプションはそれぞれ以下の意味を持つ。必ずつけると覚えよう。
生成された圧縮ファイルのkadai.tar.gzを添付ファイルとして送ったり、DLしてもらう。
圧縮ファイルはそのままでは中のファイルを使えないので、同じくgtarコマンドを使って元の状態に戻す(解凍する)。
この場合はオプションにc(create)の代わりにx(eXtract)をつける。
%irsv{naoya} gtar vzxf kadai.tar.gz[Return]
自由課題で作成したプログラムを聞き手が試してみたい場合、そのプログラムを自分でも作成する必要がある。
sample.rb
#!/usr/koeki/bin/ruby うんたらかんたら
というようにWebページ中に記載した場合、聞き手はemacsでファイルを新規作成してWebページに記載されたプログラムをコピーして貼り付けて保存する必要がある(これまで授業で行ってきた方式)。
これは実は面倒な方法である。
このようにハイパーリンクにしておけば、聞き手は右クリックをしてファイルを保存するだけで即座に実行できる。この方法について確認しておこう。
Webページとして表示したり、ブラウザからダウンロードできるようにするためには、そのファイルを~/public_htmlというディレクトリの中においておく必要がある。
これまで慣例としてプログラムはrubyディレクトリに保存しておいたので、DLできるようにするためにはpublic_htmlディレクトリに移動(コピー)しておく必要がある。
移動はmvコマンド、コピーはcpコマンドを使用する。ここではpublic_htmlディレクトリにコピーする方法を確認しよう。
%irsv{naoya} cp sample.rb ~/public_html[Return]
~/をつけることで絶対パス指定となる。相対パス指定の場合は、元のファイル(sample.rb)が保存されている場所により指定方法が異なる。
ハイパーリンクを書くのはa要素(<a>タグ)である。
<a href="ファイル名">Web上に表示するテキスト</a>
と書けばよい。少し上のほうでDLできるようになっていたsample.rbのハイパーリンクは次のように書かれている。
<a href="sample.rb">sample.rb</a>
前期のまとめとして前期に自分が得た能力は何かについて述べる。Webページ作成担当者は、作成したグループWebページのURLをあわせて連絡すること。