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(3) 10/16の授業内容:プレゼンテーション[2]

パワーポイントのサンプル

パワーポイントのサンプルを示す。

サンプル

文字の大きさ、1行あたりの行数と読みやすさの関係、図形の活用方法などについて確認してみよう

プレゼンテーションの実行(スライドショー)

実際にプレゼンテーションを行う際は、作成したスライドを全画面表示で1枚ずつ順に提示する。これをスライドショーという。

スライドショーを実行するためには以下の3種類の方法がある。

  • メニューバーの[スライドショー]→[実行]を選ぶ(必ず1枚目から実行される:下図左)
  • F5キーを押す(必ず1枚目から実行される
  • 左下のスライドショーボタンを押す(任意のスライドから実行される:下図右)

スライドショーはメニューバーのスライドショーから実行を選択 スライドショーは左下のスライドショーアイコンから実施

3番目の方法で実施する場合は、事前にスライド一覧で開始したいスライドを選択しておく必要がある。発表後の質疑応答などで「5枚目のスライドを見せてください」というような場合に、5枚目からスライドショーを実行できるので、非常に便利な方法である。次のスライド、前のスライドへの移動方法は以下の通り。

  • 次のスライドを表示する:マウスの左クリック、もしくはキーボードの↓キー(後述のアニメーションを利用している場合は次のアニメーションが表示される)
  • 一つ前スライドを表示する:マウスの右クリックで「前へ」、もしくはキーボードの↑キー
  • スライドショーを途中で終了する:マウスの右クリックで「スライドショーの終了」

アニメーションの設定

プレゼンテーションを行う際に、スライドの文字や図表に動きを持たせることができる。これをアニメーションという。

アニメーションの適用の方法は下記の通り

作業ウィンドウからアニメーションの設定を選ぶ

作業ウィンドウで、「アニメーションの設定」を表示させる

アニメーションを追加したいテキストの枠を選択

アニメーションを行いたいテキスト(の枠)や図を選択する

効果の追加ボタンから適用したいアニメーションを選ぶ

「効果の追加」ボタンから適用したいアニメーションを選ぶ。「開始」:テキストを出現させる、「強調」:表示されているテキストに対するアニメーション、「終了」:テキストを消失させるというカテゴリに分かれている。

指定するとスライド上のテキストにアニメーションが適用される順番が表示される

アニメーションを指定すると、スライドのテキストの横に、アニメーションが実施される順番が表示される

アニメーションの実施順は、作業ウィンドウで自由に変更することができる

適用されたアニメーションの一覧を見るためには▼を押して展開

適用したアニメーションのリストは作業ウィンドウに表示されているので、確認することができる。全てが表示されていない場合は、左図の赤丸部をクリックすることで表示されるようになる

展開した結果

全てを表示した結果。選択したテキスト枠には箇条書きで5項目が記述されていたため、5つのアニメーションが適用されたことがわかる

左端の通し番号がアニメーションの実施順である。その右のマウスの絵は、クリックをするとアニメーションが開始することをあらわしている

「開始」でアニメーションを開始するタイミングを選択できる

アニメーションの開始のタイミングは、1)マウスをクリックした場合、2)1つ前のアニメーションと同時、3)1つ前のアニメーションの後、を選ぶことができる(初期設定では1になっている)

タイミングを選択するためには、変更したいもの(左の図では3)を選択した状態で「開始」からいずれかを選ぶ。

直前の動作の後を選択した後は、そのアニメーションの横の▼から「タイミング」で何秒後かを指定する

「直前の動作の後」を選択した場合、動作の後何秒後にそのアニメーションを開始させるかを指定する必要がある(初期設定は0秒)。該当するアニメーションの右端の▼をクリックして「タイミング」を選択する

「タイミング」タブの「遅延」で具体的な時間を指定する

出現するメニューから、「タイミング」タブを選択し、「遅延」の部分で時間を指定する


アニメーションの実施順を変更する場合は、変更したいものをクリックして、変更先にドラッグする

アニメーションの実施順を変更する場合は、変更したいものをクリックし、変更先にドラッグする。ドラッグをしていると、既存のアニメーションの間に黒の実線が表示される(左図赤丸)ので、該当するところで離せば、そこに移動される

アニメーションの実施順が変更されていることがわかる

実施順が変更になっていることがわかる

再生ボタンを押すとアニメーションのプレビューを見ることができる

作業ウィンドウ下部の再生ボタンを押すと、アニメーションのプレビューを見ることができる

考えてみよう

アニメーションはとても面白い機能であるが、多用しすぎると見づらくなることもある。下のリンクを右クリックして対象ファイルをzドライブに保存し、スライドショーを実行してみよう。1)説明をする立場、2)説明を聞く立場から、どのスライドが一番わかりやすいか考えてみよう。

ppt_sample.ppt

配布資料の作り方・手元資料の作り方

印刷をする際に設定をすることで配布資料や発表者の手元資料を簡単に作成することができる

印刷時に配布資料を選ぶと1ページに複数枚のスライドを印刷できる

  • 印刷範囲:全てのスライドを印刷する、現在表示しているスライドを印刷する、指定したスライドを印刷する、から選ぶことができる
  • 印刷対象:スライド(用紙1枚あたり1スライド)、配布資料(用紙1枚あたり1〜9スライド)、ノート(用紙上部に1スライド、下部にノートに記載した内容を印刷)から選ぶことができる
  • 配布資料:印刷対象を配布資料にした場合のみ設定可能。1ページ当たりのスライド数を指定する

配布資料(1ページあたり6枚)の印刷例 配布資料(1ページあたり3枚)の印刷例 ノートの印刷例

左から順に、配布資料(1ページあたり6枚)、配布資料(1ページあたり3枚)、ノートでの印刷例

課題1:プレゼンテーション課題

先週の課題を完成させる。なお、先週提示した条件に加え、本日学んだアニメーションも盛り込むこと。

完成したパワーポイントファイルをメールに添付して送る。授業中に完成しない場合は来週の授業開始時までに送れば期限内提出として受け取る。それ以降の提出は遅れ扱いとなるので注意すること。

  1. 提出先:naoya@e.koeki-u.ac.jp
  2. メールの件名(Subject):literacy(3)
  3. 提出期限:授業終了時
  4. 本文:パワーポイントの作成が完成した場合はファイルを添付すればよい。未完成の場合は進捗状況を記載して送ること。
  5. 電子メールの使い方に自信がない場合:Mewの主要コマンドについてを確認しよう