(9)06/10の授業内容

Wordの様々なテクニック

  1. 段落の配置変更
  2. タイトルを中央にするレイアウトは,しばしば利用されます.Wordでは文章を左揃え中央揃え(センタリング)右揃えにすることができます.配置を変更する段落にカーソルを移動してツールバーのボタンを押すと変更が可能です

    センタリング,右揃えの例

  3. 段落の左端を下げる(インデント)
  4. 長い文章では段落の1行目を1文字下げたり,文章のレイアウト上複数の段落の左端をまとめて下げたりすることがあります.これをインデントといいます.インデントを行うためには水平ルーラーのインデントマーカーを使用します.

    先頭行のインデント:段落の先頭行の左端にカーソルをあわせ,インデントマーカーの下向き▽を移動します.複数段落の先頭行を一度にインデントする場合は,マウスで段落を選択し,インデントマーカーの下向き▽を移動します

    先頭行のインデントの方法

    段落全体のインデント:段落全体をインデントしたい場合は,インデントしたい段落をマウスで選択肢,インデントマーカーの□を移動します

    段落全体のインデントの方法

    ぶら下げインデント:段落の2行目以降の左端をインデントする場合は,インデントしたい段落をマウスで選択して,インデントマーカーの上向き△を移動します

    ぶら下げインデントの方法

  5. 文字列の両端や左端を整える
  6. 均等割付:決まった幅の中に文字列を割り付ける機能.文字列をマウスで選択し,均等割付ボタンを押し,割り付ける幅を文字数で指定します.解除するときは,均等割付を設定した文字列にカーソルを移動し,均等割付ボタンを押して「解除」をクリックします

    均等割付の方法

    タブ:キーボードのTabキーを押します.スペースと同じような働きをしますが,1文字スペースが開くのではなく,あらかじめ定められたタブ位置に文字列の左端を移動するので,レイアウトを整えることができます.タブの間隔の初期設定は4文字となっています.Tabキーを押すごとに,文章の先頭が4文字目の位置,8文字目の位置,12文字目の位置,..に順次移動します.タブ間隔はメニューバーの「書式」→「タブとリーダー」から変更することができます

    Tabキーを押すと字下げする

  7. 箇条書き
  8. 箇条書きを行う場合,「・期間」というように「・」をつけて記入し,改行すると自動的に次の行にも「・」をつけてくれます(入力オートフォーマット).「1.期間」とした場合は,改行をすると次の行に「2.」と自動的に表示されます

    箇条書きを行う際に,冒頭の「・」や「1.」を「○」や「1)」に変更したい場合は,メニューバーの「書式」→「箇条書きと段落番号」を選び変更したい,好みの行頭文字を選びます

    箇条書きの行頭文字の変更

  9. イラストの挿入
  10. 自分で書いた絵や,撮影した写真を挿入することもできます.またMicrosoft Officeにはクリップアート集が同梱されており,ここから目的のイメージにあったものを探して利用することもできます

    クリップアート:メニューバーの「挿入」→「図」→「クリップアート」を選びます.すると右側にクリックアートの検索画面が出てきますので,何か単語を入力して検索します.すると候補がいくつか表示されますので,該当するものをクリックすると文書に挿入されます.挿入した後で大きさを変更することも可能です

    クリップアートの検索

    クリップアートの検索

    絵や写真:メニューバーの「挿入」→「図」→「ファイルから」を選びます.ファイルを選択する画面に移りますので,該当するファイルを選んでOKを押します

  11. デザインした文字の挿入
  12. 文章のタイトルにはデザインされた文字を使用すると目を引くことができます.デザインした文字を使用する場合は,メニューバーの「挿入」→「図」→「ワードアート」を選択します.

    すると,下記のような画面が表示されますので,好みのスタイルを選択します.

    ワードアートスタイルの選択

    その後下記のテキスト入力画面で文章を入力し,フォントと文字サイズを設定します

    ワードアートテキストの入力

    OKを押すとデザインした文字が文書に挿入されます

    ワードアートの文書への挿入例

課題2

前回と今回で学んできたテクニックを駆使して,図書館利用案内を見栄えの良いものに変更する.

完成したWordファイルをMewを用いて,添付ファイルとして送信する