(7)05/27の授業内容
- ttssh,emacs,mew
- Mewの起動
- Royへの接続:ttsshを起動し,roy.e.koeki-u.ac.jpに接続(ユーザー名とパスワードが必要)
- emacsの起動:emacs -nw[Enter]
- Mewの起動:[Esc] x mew[Enter]
- Mewを起動すると,まず最初にAPOP passwaord:と表示される.正しいパスワードを入力すると新しく届いたメールが表示される
- Mewの終了
- Mewの終了:メール一覧が表示されている状態で「q」を押す
- emacsの終了:Ctrl-x Ctrl-c
- Royからの切断:exit[Enter]
- Mewの受信・送信に関連するコマンド
- 受信
- 新着メールの確認:i(パスワード入力が必要)
- メールを読む:読みたいメールで[Enter](カーソルキーで上下に移動)
- メールの続きを読む:[Enter](1行次が表示)スペースキー(1画面次が表示)
- メールの前の部分を読む:Backspace(1行前が表示)-(マイナス)(1画面前が表示)
- メールの先頭に戻る:.(ピリオド)
- メール一覧に戻る:s all[Enter]
- 送信
- 新規作成:w(宛先(To),題名(Subject)を入力.----より下に本文を入力)
- 引用つき返信:A(返信したいメールを選んだ上で押す)
- 引用なし返信:a(返信したいメールを選んだ上で押す)
- 転送:f(転送したいメールを選んだ上で押す)
- 送信:Ctrl-c Ctrl-c(Really send this message? (y or n)が表示され,yで送信)
- 署名の追加:Ctrl-c Ctrl-i(作成済みの.signatureファイルが挿入される)
- 作成中のメール(ドラフト)の削除:Ctrl-c Ctrl-q(Kill draft message? (y or n)が表示され,yで削除されメール一覧に戻る)
- 書きかけのメールの保存:Ctrl-x Ctrl-s(その後,Ctrl-x k[Enter]でメール一覧に戻る.返信中のメールを保存し,一覧に戻った場合ウィンドウが上下に分かれてしまう.1つのウィンドウに戻すためにはCtrl-x 1[Enter])
- 書きかけのメールを書き直す:gを押し,draft[Enter]で,書きかけのメールが保存されているフォルダに移動し,再編集したいメールを選んでEで再編集が可能になる
- 送信エラーとなったメールを再送信:エラーとなったメールを選びEで再編集が可能になる
- メールの整理
- メールの削除:d(メールの左端にDのマークがつく.xで削除が実行.複数のメールにマークをつけた後でxを押すと,一度に消去可能)
- メールのフォルダへの移動:oを押すと移動先のフォルダ名めいを聞かれるので,入力し[Enter].するとメールの先頭にoマークがつく.xで移動が実行.複数のメールにマークをつけた後でxを押すと,一度に移動可能
- フォルダの移動:gを押し,移動したい先のフォルダ名を入力し[Enter].フォルダ名を忘れた場合には,gの後でスペースキーを押すとフォルダのリストが表示される.もともとあるフォルダは+inbox,+draft,+trashの3つ
- 署名の作り方・編集の仕方
- emacsの起動:Royサーバーに接続後,emacs -nw[Enter].Mewを起動している場合は「q」でMewを終了すればemacsが起動している状態となる
- .signatureファイルの新規作成:Ctrl-x Ctrl-fと入力.下部にFind file: ~/と表示されるので.signatureと入力し[Enter]
- 既存の.signatureファイルの編集:Ctrl-x Ctrl-fと入力.下部にFind file: ~/と表示されるので.signatureと入力し[Enter]
- .signatureファイルの保存:Ctrl-x Ctrl-s
- 添付ファイルの送り方
- 準備1:送りたいファイルをZドライブに保存(移動)する.この際ファイル名は半角のアルファベットであること.ファイル名を変更する場合は,ファイルをマウスで右クリックし,「名前の変更」を選ぶ
- 準備2:Mewを起動し,メールを作成する(ToやSubject,本文などを記入する)
- 添付ファイルの挿入コマンド:Ctrl-c Ctrl-aと入力.すると下記が表示される
- 挿入したいファイルの指定:2番の横の.の部分にカーソルがある.ファイルを指定すると,ここにファイル名が表示される.cを入力すると,下部にCopy from: ~/と表示されるのでCopy from:~/Windows/tosho.docと入力し[Enter].Windows/はWindowsマシンから送るときの決まり文句なのであまり気にせずに入力する
- 指定ファイルの確認:Copy to(tosho.doc):というように聞いてくるので[Enter].これで先ほどの.の場所にファイル名が表示される.さらにファイルを添付したい場合は再度cを押し,同様の手順を繰り返す
- 送信:Ctrl-c Ctrl-c.つまり通常通り
- 添付ファイルの受信
- 受信:通常通り受信すると,添付ファイルのあるメールは,メール一覧が面で左端の通し番号の横にMがつく.ファイルが大きすぎる場合はTがついていることもある
- 添付ファイルの取り込み:Tの場合は一部のみが取り込まれている.全て取り込みたい場合は,Tの行でIと入力.パスワードを入力すると取り込まれTがMになる
- 添付ファイルの保存:Mの行で.(ピリオド)もしくは[Enter]を押すと添付ファイルがどのようなものか表示される.カーソルキーで添付ファイルの行に進み,yを押すと下部にFile:~/tosho.docと表示される.これは保存先を示すもので,このままではWindowsでは読めないのでFile:~/Windows/tosho.docのようにWindows/を追加し[Enter].この際ファイル名も自由に変更してよいが,日本語は使えない
- 添付ファイルの確認:ファイルはZドライブに保存されているので,Zドライブを開いて確認する
mewを使用するためには,ttsshを用いて学生用サーバーであるRoyに接続し,emacs起動後,mewを起動します.ここではttssh,emacs,mewについて簡単に説明します
ttssh:外部のマシンからリモートアクセスでログインするソフトウェア.SSHという通信を全て暗号化し,学生サーバーRoyに接続している.RoyのOSはWindowsではなく,NetBSDというUNIXのOS.
emacs:主にUNIXで広く使用されているエディタ.Windowsに搭載されているエディタの代表は「メモ帳」
Mew:emacs上で電子メールを読み書きするためのアプリケーション
このため,Mewを起動するためには,[1]ttsshによるRoyへの接続,[2]emacsの起動,[3]Mewの起動の順となる.逆に終了は,[1]Mewの終了,[2]emacsの終了,[3]Royからの切断が必要となる
署名はメールの末尾につける,送信者の氏名や所属,連絡先を記したもの.Mewでは事前に署名を.signatureという名称のファイルとして作成しておき,メールを作成する際にこのファイルを読み込む.下記に.signatureファイルの作成,編集方法を示す
送信したいファイルの名前を「tosho.doc」と仮定して説明します
------------------------------ attachments ------------------------------ Multipart/Mixed 3/ 1 Text/Plain(guess) *Cover.txt 2 . --------0-1-2-3-4-5-6-7-8-9----------------------------------------------
100 M06/12 To:naoya@e.koe Re: C104000-kadai128 101 06/12 To:naoya@e.koe Re: C105000-kadai23 102 T06/12 To:naoya@e.koe Re: C108000-kadai235
100 M06/12 To:naoya@e.koe Re: C104000-kadai128 1 Application/MSword tosho.doc
練習
「literacy」というフォルダを作成し,情報リテラシーの授業で送信したメール,受信したメールをその中に移動する