(7)05/27の授業内容

  1. ttssh,emacs,mew
  2. mewを使用するためには,ttsshを用いて学生用サーバーであるRoyに接続し,emacs起動後,mewを起動します.ここではttssh,emacs,mewについて簡単に説明します

    ttssh:外部のマシンからリモートアクセスでログインするソフトウェア.SSHという通信を全て暗号化し,学生サーバーRoyに接続している.RoyのOSはWindowsではなく,NetBSDというUNIXのOS.

    emacs:主にUNIXで広く使用されているエディタ.Windowsに搭載されているエディタの代表は「メモ帳」

    Mew:emacs上で電子メールを読み書きするためのアプリケーション

    このため,Mewを起動するためには,[1]ttsshによるRoyへの接続,[2]emacsの起動,[3]Mewの起動の順となる.逆に終了は,[1]Mewの終了,[2]emacsの終了,[3]Royからの切断が必要となる

  3. Mewの起動
  4. Mewの終了
  5. Mewの受信・送信に関連するコマンド
    1. 受信
      • 新着メールの確認i(パスワード入力が必要)
      • メールを読む読みたいメールで[Enter](カーソルキーで上下に移動)
      • メールの続きを読む[Enter](1行次が表示)スペースキー(1画面次が表示)
      • メールの前の部分を読むBackspace(1行前が表示)-(マイナス)(1画面前が表示)
      • メールの先頭に戻る.(ピリオド)
      • メール一覧に戻るs all[Enter]

    2. 送信
      • 新規作成w(宛先(To),題名(Subject)を入力.----より下に本文を入力)
      • 引用つき返信A(返信したいメールを選んだ上で押す)
      • 引用なし返信a(返信したいメールを選んだ上で押す)
      • 転送f(転送したいメールを選んだ上で押す)
      • trr初期画面

      • 送信Ctrl-c Ctrl-c(Really send this message? (y or n)が表示され,yで送信)
      • 署名の追加Ctrl-c Ctrl-i(作成済みの.signatureファイルが挿入される)
      • 作成中のメール(ドラフト)の削除Ctrl-c Ctrl-q(Kill draft message? (y or n)が表示され,yで削除されメール一覧に戻る)
      • 書きかけのメールの保存Ctrl-x Ctrl-s(その後,Ctrl-x k[Enter]でメール一覧に戻る.返信中のメールを保存し,一覧に戻った場合ウィンドウが上下に分かれてしまう.1つのウィンドウに戻すためにはCtrl-x 1[Enter]
      • 書きかけのメールを書き直すgを押し,draft[Enter]で,書きかけのメールが保存されているフォルダに移動し,再編集したいメールを選んでEで再編集が可能になる
      • 送信エラーとなったメールを再送信:エラーとなったメールを選びEで再編集が可能になる

    3. メールの整理
      • メールの削除d(メールの左端にDのマークがつく.xで削除が実行.複数のメールにマークをつけた後でxを押すと,一度に消去可能)
      • メールのフォルダへの移動oを押すと移動先のフォルダ名めいを聞かれるので,入力し[Enter].するとメールの先頭にoマークがつく.xで移動が実行.複数のメールにマークをつけた後でxを押すと,一度に移動可能
      • フォルダの移動gを押し,移動したい先のフォルダ名を入力し[Enter].フォルダ名を忘れた場合には,gの後でスペースキーを押すとフォルダのリストが表示される.もともとあるフォルダは+inbox,+draft,+trashの3つ
      • メールの削除方法

        フォルダのリスト表示

  6. 署名の作り方・編集の仕方
  7. 署名はメールの末尾につける,送信者の氏名や所属,連絡先を記したもの.Mewでは事前に署名を.signatureという名称のファイルとして作成しておき,メールを作成する際にこのファイルを読み込む.下記に.signatureファイルの作成,編集方法を示す

  8. 添付ファイルの送り方
  9. 送信したいファイルの名前を「tosho.doc」と仮定して説明します

  10. 添付ファイルの受信

練習

「literacy」というフォルダを作成し,情報リテラシーの授業で送信したメール,受信したメールをその中に移動する