(1)04/22の授業内容
- 日本語入力
- 「入力方式」は変換の方法を指定します.IMEスタンダードとナチュラルインプットがあります.IMEスタンダードではスペースキーを押すことで変換ができます.ナチュラルインプットではスペースキーを押さなくても文節が認識されて,自動で変換されたりするので慣れるまで違和感があります
- 「入力モード」は日本語入力と英数字入力の切り替えを行います.「ひらがな」を選ぶとツールバーには「あ」と表示され,ローマ字変換での日本語入力が可能になります.「直接入力」を選ぶとツールバーには「A」と表示され,英数字が入力され変換はできません.その他にも,全角の英数字やカタカナ入力を行う場合にも使用できますが,もっと便利な方法があるのであまり使用しません.入力モードの切り替えも,キーボードから行えます(左上の「半角/全角」を押すことで「ひらがな」と「直接入力」の切り替えが行われています)
- 「変換モード」は漢字への変換を行う場合に使用する辞書の種類を指定するものです.通常は「一般」(「般」と表示されます)でかまいませんが,宛名入力等を行う場合は「人名/全角地名」(「名」と表示されます)にしておくと,普段は使用しないような珍しい名字などの変換がスムーズにできます.「話し言葉」(「話」と表示されます)は電子メールなど,話し言葉で入力する際にうまく変換が行われるように設定されています
- 「IMEパッド」は漢字の画数や部首,手書き入力により該当する漢字を探し出すものです.クリックをすると下記のようなメニューが表示されます.
- 「ツール」では日本語入力をローマ字変換で行うか,かな変換で行うかの設定や,句読点を「、。」とするか「,.」とするかの設定や,よく使う言葉の登録を行うことができます.例えば,はしごをかけることを「架梯する」といいますが,スペースキーをおして変換を繰り返しても「家庭」「過程」「嘉禎」「仮定」「課程」「下底」が表示されるだけで「架梯」は表示されません.しかし登録を行うと次回からは変換候補に表示されるようになります
- ファンクションキーを用いた変換
- F6:文字入力後未確定の状態で押すとひらがなに変換されます.一旦F7を押した後でF6を押してみるとその効果がわかると思います
- F7:文字入力後未確定の状態で押すとカタカナに変換されます
- F8:文字入力後未確定の状態で押すと半角に変換されます.例えば,あいう→アイウ,ABC→ABCとなります
- F9:文字入力後未確定の状態で押すと全角英数字に半角に変換されます.例えば,あいう→aiu,ABC→ABCとなります
- F10:文字入力後未確定の状態で押すと半角英数字に半角に変換されます.例えば,あいう→aiu,ABC→ABCとなります
日本語での入力を行う場合には,漢字変換が必要です.漢字への変換は文節をひとつの単位として行われますが,文節の区切りが誤っている場合には修正する必要があります.この方法は先週お話しましたね.ここでは,読み方がわからない漢字を表示する方法について説明します
使用するのはIMEツールバーです.まずはIMEツールバーの構成について確認しましょう
IMEツールバーには基本的に「入力方式」「入力モード」「変換モード」「IMEパッド」「ツール」が表示されています.その他にオプションで様々なメニューを表示させることができます.したがって表示されていないものがあったとしても,壊れているわけではありません.単に表示しないような設定になっているだけです.各メニュー項目は以下のような働きを持っています
このうち「手書き」について確認してみましょう.「手書き」の部分をクリックすると,下記のような画面が表示されます.
ここで読み方がわからない漢字をマウスを使って書いてみます
右側に該当する漢字の候補が出てきましたね.該当するものが見つかったら,その漢字をクリックしてください.すると現在入力中の文書に挿入されます.マウスでうまく漢字を書くことができなかった場合には,該当する漢字が表示されないかもしれません.その場合には「戻す」を押すと一画戻すことができます.「消去」を押すと全て消えて最初から書き直すことができます
日本語入力を行う際,ファンクションキーを利用すると変換を便利に行えることがあります.割り当てがされているのはF6F7F8F9F10です
課題
ワードパッドを用いて下記のテーマのいずれかについて入力し,プリントアウトをして提出する.10行程度は記入すること
- 自己紹介
- 最近興味を持っていること
- 好きな音楽やテレビ番組について
- その他
誰が提出をしたのかわからなくなることのないように,1行目には必ず学籍番号と氏名を記載すること
ワードパッドはスタートメニューのアクセサリの中にあります(メモ帳がある場所と同じです)
漢字の変換に間違いがある場合は減点対象となるので注意してください
時間がある人は
trrの練習をしましょう.キーボードを見なくても入力できるようになるまでがんばろう.起動の方法や終了の方法も確認しておいてください