USBメモリやMicroSDカードを購入するとき、
記憶できる情報量(=容量)を確認して購入することになる。

8GB や 16GB の GB とはなにか。
これは ギガバイトと読む。
単位の早見表としては以下の通り。 2進数と10進数とあるので注意が必要になる。
| ビット | b | 最小単位 | |
| バイト | B | 1B=8b | |
| キロバイト | KB | 103(1,000)B | 1KB=1,000B |
| メガバイト | MB | 106(1,000,000)B | 1MB=1,000KB |
| ギガバイト | GB | 109(1,000,000,000)B | 1GB=1,000MB |
| テラバイト | TB | 1012(1,000,000,000,000)B | 1TB=1,000GB |
| ペタバイト | PB | 1015(1,000,000,000,000,000)B | 1PB=1,000TB |
(キロ 千、メガ 百万、ギガ 十億、テラ 一兆、ペタ 千兆)
| ビット | b | 最小単位 | |
| バイト | B | 1B=8b | |
| キロバイト(キビバイ ト) | KB(KiB) | 210(1,024)B | 1KB(KiB)=1,024B |
| メガバイト(メビバイ ト) | MB(MiB) | 220(1,048,576)B | 1MB(MiB)=1,024KB(KiB) |
| ギガバイト(ギビバイト) | GB(GiB) | 230(1,073,741,824)B | 1GB(GiB)=1,024MB(MiB) |
| テラバイト(テビバイト) | TB(TiB) | 240(1,099,511,627,776)B | 1TB(TiB)=1,024GB(GiB) |
| ペタバイト(ペビバイト) | PB(PiB) | 250(1,125,899,906,842,624)B | 1PB(PiB)=1,024TB(TiB) |
2進数では単位が変わるのが 210(10進数でいうと1,024)ごと、 10進数では 103(1,000)ごとになるため、 本来情報の単位では1,024なのだが、USBメモリなどの記憶容量は10進数を採用していることがある。
計算問題の場合単位については注釈を出すので問題文をよく読む必要がある。
デジタルカメラなどで 300万画素 などという言葉を耳にすることがある。 この画素(=ピクセル)というのは、色情報を持つ点である。
教室にあるディスプレイは横1920ピクセル、縦1080ピクセルなので
1920X1080=2,073,600=207万3,600画素
となる。
画像ファイルサイズは、画素数と1画素(ピクセル)あたりが表現できる色情報で決まる。
カラー画像の場合、1ピクセルあたり色情報として24ビットで表現することが多いため、
圧縮されていない 1920X1080ピクセルのカラー画像のファイルサイズは
1920X1080X24=49,766,400ビット
となる。
クロス集計とは、複数の項目から目的に合わせて 2〜3程度の項目を抜粋してデータの集計を行なう手法である。
表計算ではピポットテーブルを使って簡単にクロス集計表を作ることができる。
ベースのファイルをダウンロードしてクロス集計表を作成してみる。
data09.ods(←ダウンロード)
(いつも通りファイル名は学籍番号を挿入すること)
クロス集計表を作成するには、作成領域の範囲選択をしたら、メニューバーの
「挿入」→「ピポットテーブル」
選択範囲は現在の選択範囲でOK。
例えば男女別、年齢ごとの平均身長のクロス集計表を作成したい場合、
行フィールドに「性別」
列フィールドに「年齢」
データフィールドに「身長」
をドラッグする。
ただしデータフィールドをそのままドラッグすると身長の合計が計算されてしまうため、
そこをダブルクリックし、計算方法を「平均値」に直す。
2枚目のシートにクロス集計表が自動で作成される。

シート名の変更を行なっておく。右クリック→「シートの名前を変更」
特にやっても採点に影響はないのだが、
小数点以下の桁数や幅の調整をしておくと見栄えが良くなる。
(やりかたは口頭で)