前回の課題の解答
=IF(E3>=180,"A",IF(E3>=160,"B","C")
山形県の市部別人口のデータを用いた表計算ファイルを作成する。
参考
山形県公式ホームページ 山形県の人口と世帯数(推計)
各自ベースファイルを lite フォルダにダウンロードする。
注意!!
保存する際、ファイル名を変更すること!
data03-c1xxxxx.ods
(自分の学生番号を追加して保存をする)
保存したファイルを開く。
列Fの増減数と列Gの増減率を求める。数は引き算、率は割算
市部の人口の合計を計算する。
単純にデータを足し算する場合は、オートサムという機能が便利である。
オートサムを使わない場合、合計の関数は SUM になる。
=SUM(開始セル:終了セル)
次に合計に対する比率を求める。(D列)
市全体の人口に対して、
それぞれの市の人口がどのくらいの比率なのか計算してみる。
計算式としては、
=対象のセル/合計のセル
という形になる。
実際に山形市の人口の比率を計算してみる。
ところが、 他の市も同じ計算式なのでコピー貼りつけで計算させるとおかしな結果になるので注意が必要。
表計算ソフトは計算式をコピー貼りつけすると、 セルを自動調整してくれる。 自動調整せずに同じセル(この場合、合計のセル)を参照したい場合には、 列番号または行番号(両方の場合もある)に $ を付ける。
$ 記号を付けた記述方法を絶対参照という。 (ちなみに自動調整される方法を相対参照という)
今回の例の場合、列番号は変化せず、行番号だけ固定すればいいので、
(例)=C2/C$15
と入力し、その計算式をコピー貼りつけすれば良い。
表計算の相対参照、絶対参照は情報処理技術者試験(ITパスポート)でも良く出る。
社会に出たときにもよく使う機能であり、テストでも出しやすいところなので、
理解を深めておくと役に立つ。
外部リンク 相対参照と絶対参照
比率をパーセントに直すと見映えがいいので、比率や増減率のセルを範囲指定し、
ツールバーからパーセント、また小数点以下の桁上げ桁下げで調節する。
作成したい範囲をドラッグし、グラフのアイコンをクリックする。
最初に棒グラフが出るが、今回は円グラフを使う。
3Dにしたりするのは各自自由。
グラフタイトルを設定し、完了をクリックするとグラフが完成する。
これだけでは見にくいので、あとは微調整をしていく。
円グラフの中で右クリックすると、メニューが出てくるので
「データラベルを挿入」を選ぶ。
さらにそのデータラベルを細かく設定する。
データラベルの書式を選ぶと設定ウインドウが出る。
あとは自分の好きなように書式を選んで見映えを調える。
課題のページの完成例のグラフは
「データラベル」タグで「値を数値として表示」のチェックをはずし、「カテゴリーを表示」にチェック
「フォントの効果」タグで「浮き出し」
を使用
(グラフの見ためは評価に関係ないのでやってみたい人だけやればOK)
データを昇順または降順に並べ替えを行う場合は、 使用したいデータを別の場所にコピーしてから使用する。
「ドラッグで領域選択」→「右クリックでコピー」→「貼る場所を(左)クリック」 →「右クリックで貼りつけ」
コピーしたデータをドラッグしてから、並び替えのボタンをクリックする。
並び替えの設定ウインドウが出るので、人口の数値が入っている列を優先キーに指定し、多い順の場合は降順、少ない順の場合は昇順にする。
シート2枚目のデータを元に折れ線グラフを作成する。
範囲選択の際、離れたセルを指定したい場合は Ctrl を押しながらドラッグ すると指定可能になる。
グラフウィザードで少し設定する必要がある。

グラフウィザードでグラフを作成したあと、y軸の範囲(最小値)の設定もしておく。