基礎プログラミング II 第 10 回 (CGI ことおぼえ) 「CGI で使うことのできるデータベース」 講義ノート目次

データをプレーンテキストの形式で書き込む open -- end とは異なるファイル入力出力方法を学ぼう。 データベースとして入力する。

PStore 専用 directory の作成

訪問者がデータを入力してくれたデータを保存したいというときは、 計算機に「第三者 others も書き込む」という宣言をする。

directory を全て書き込み可能にすると、訪問者が侵入者であったり、 あるいは自分のプログラムのミスなどで、 全て破壊してしまうかもしれない。そこで、 データベース専用の directory を作り、 その中だけ第三者を書き込み可能 にする。CGI が動く cgiruby の下に pstore という directory を作成し、それだけを第三者書き込み可能とする。


% cd ~/public_html/rubycgi
% mkdir pstore
% chmod o+w pstore

この中に、入力されたデータを出力し、 さらにデータベースにデータをしまうプログラムを作る。 データベースは、pstore の中に作られ、その名前は自分で自由に決めることができる。

データの名前 データ.db を決めたら、


% touch データ名.db 
% chmod o+w データ名.db 

と、あらかじめデータファイルを作る。

データベースにしまったデータを書き出すプログラムは、 プログラムから得られた値を機械が 書き込むことができるよう


% chmod o+w プログラム.rb

する。 また、Ruby プログラムなので chmod +x も忘れないこと。


% chmod +x プログラム.rb