基礎プログラミング II 第 4 回 (繰り返しは引っ張りだそう) 「描画ソフトの真似」 講義ノート目次

表計算ソフトなどでグラフを描かせることができる。 グラフ機能であらかじめ作っておく部分は、 グラフの種類(棒グラフや折線グラフ)である。 機能に必要な部分は予め仮引数で作成しておく。 ユーザはグラフ機能を呼び出して、描画させる。

グラフ機能に表計算ソフト変数 x に値を代入し、 グラフの形状 (barplot(x)lineplot(x)) で、 値を可視化する作業を実行する機能をもたせておき、 ユーザが計算させたい値を代入(入力)し、グラフを得ているのである。

プログラムの構造

グラフ機能を作っておいて、ユーザに実行させるのであるから、 プログラムでは次のような順番で作成する必要がある:


def barplot(x) 
   描画方法     棒線グラフ機能の部分
end

def lineplot(x) 
   描画方法     折線グラフ機能の部分
end
               
上部で機能を作っておいて、以下の実行部分で呼び出す

a = gets.chomp!      データを取り込む部分
:

if  ....        棒線グラフが選ばれたら
   barplot(x)   棒線グラフの method を実行
else 
....