第 3 回 情報の構造を分析しよう レポート課題

氏名:浅沼佑香
学籍番号:C1110039
語学クラス:英語1
コース:社会福祉コース

1.A.私の名前は浅沼佑香である。名前をアルファベットに直すと、「asanuma
    yuka」と「ASANUMA YUKA」の 2種類がある。これをASCIIコードで直す。

   
    a → 0x61
    s → 0x73
    a → 0x61
    n → 0x6e
    u → 0x75
    m → 0x6d
    a → 0x61

    y → 0x79
    u → 0x75
    k → 0x6b
    a → 0x61


    もしくは、


    A → 0x41
    S → 0x53
    A → 0x41
    N → 0x4e
    U → 0x55
    M → 0x4d
    A → 0x41

    Y → 0x59
    U → 0x55
    K → 0x4b
    A → 0x41


    で表される。


    これを10進数表記に変換する。10進数表記にするには、16進数に16の倍数を
    かけたものを足せば良い。なので、


    0x61 → 6 * 16 + 1 * 1 = 67

    0x73 → 7 * 16 + 3 * 1 = 51

    0x61 → 6 * 16 + 1 * 1 = 67

    0x6e → 6 * 16 + 14(e) * 1 = 110

    0x75 → 7 * 16 + 5 * 1 = 117

    0x6d → 6 * 16 + 13(d) * 1 = 109

    0x61 → 6 * 16 + 1 * 1 = 67

    0x79 → 7 * 16 + 9 * 1 = 121

    0x75 → 7 * 16 + 5 * 1 = 117

    0x6b → 6 * 16 + 11(b) * 1 = 107

    0x61 → 6 * 16 + 1 * 1 = 67


    もしくは
    

    0x41 → 4 * 16 + 1 * 1 = 65

    0x53 → 5 * 16 + 3 * 1 = 83

    0x41 → 4 * 16 + 1 * 1 = 65

    0x4e → 4 * 16 + 14(e) * 1 = 78

    0x55 → 5 * 16 + 5 * 1 = 85

    0x4d → 4 * 16 + 13(d) * 1 = 77

    0x41 → 4 * 16 + 1 * 1 = 65

    0x59 → 5 * 16 + 9 * 1 = 89

    0x55 → 5 * 16 + 5 * 1 = 85

    0x4b → 4 * 16 + 11(b) * 1 = 75

    0x41 → 4 * 16 + 1 * 1 = 65


    で10進数に変換できる。だから、10進数表記にすると、


    a → 0d67
    s → 0d51
    a → 0d67
    n → 0d110
    u → 0d117
    m → 0d109
    a → 0d67

    y → 0d121
    u → 0d117
    k → 0d107
    a → 0d67

    
    もしくは

   
    A → 0d65
    S → 0d83
    A → 0d65
    N → 0d78
    U → 0d85
    M → 0d77
    A → 0d65

    Y → 0d89
    U → 0d85
    K → 0d75
    A → 0d65


    と表される。




  B."かみきれる"(3例)

    かみ きれる (紙切れる)
    かみきれる  (噛み切れる)
    かみ きれる (髮切れる)



    "くるまでおう"(2例)

    くる まで おう (来るまで追う)
    くるま で おう (車で追う)



    "わたしみた"(3例)

    わたし みた (私、見た)
    わたし みた (私、三田)
    わた しみた (棉、染みた)





  C.山形県にある大学を hash 配列 university としました。
    university の key と value はそれぞれ大学名と場所、創立年、学部の数
    をとりました。


    その 1:key「東北公益文科大学」に対して valueは「酒田、2001、1」
    その 2:key「山形大学」に対して valueは「山形、1878、5」
    その 3:key「東北文教大学」に対して valueは「山形、1962、1」
    その 4:key「東北芸術工科大学」に対して valueは「山形、1991、2」
    その 5:key「県立保健医療大学」に対して valueは「山形、1997、1」


    これらを hash 配列で表記すると、


    university["東北公益文科大学"] = "酒田",2001,1
    university["山形大学"] = "山形",1878,5
    university["東北文教大学"] = "山形",1962,1
    university["東北芸術工科大学"] = "山形",1991,2
    university["県立保健医療大学"] = "山形",1997,1


    もう1つの表し方は


    {"東北公益文科大学" => "酒田",2001,1, "山形大学" => "山形",1878,5,
     "東北文教大学" => "山形",1962,1, "東北芸術工科大学" => "山形",
     1991,1, "県立保健医療大学" => "山形",1997,1}


    で表記できる。




2.設問A〜Dを選択した。

A.登録してある対を表示するプログラム。

<プログラム(hash_ary_print.rb)>

#!/usr/koeki/bin/ruby
#couding: euc-jp

university = Hash.new  #Hash配列はuniversity

university["東北公益文科大学"] = "酒田",2001,1
university["山形大学"] = "山形",1878,5
university["東北文教大学"] = "山形",1962,1
university["東北芸術工科大学"] = "山形",1991,2
university["県立保健医療大学"] = "山形",1997,1


for name,daigaku in university  #for 値(キー名) in hash 配列名
   printf("%s は %s市にあり、%d 年に創設されました。学部は %d つあります。\n\n",name,daigaku[0],daigaku[1],daigaku[2])
   #文を表示
end #for文終わり



<前のプログラムとの変更点>

前回作成したプログラム(hash_for.rb)を参考に作成した。
printf文が長いので、改行をつけた。


<実行結果>

pan{c111003}% ./hash_ary_print.rb                                      [~/Ruby]
東北公益文科大学 は 酒田市にあり、2001 年に創設されました。学部は 1 つあります。

山形大学 は 山形市にあり、1878 年に創設されました。学部は 5 つあります。

東北文教大学 は 山形市にあり、1962 年に創設されました。学部は 1 つあります。

東北芸術工科大学 は 山形市にあり、1991 年に創設されました。学部は 2 つあります。

県立保健医療大学 は 山形市にあり、1997 年に創設されました。学部は 1 つあります。


<考察>

対のデータをプログラムが正しく表示されたので、このプログラムは正しいとい
える。


<参考文献>

最後に記載




B.ある値を並べ替えるプログラムへ変更するプログラム。

<プログラム(hash_ary_sort.rb)>

#!/usr/koeki/bin/ruby
#couding: euc-jp

university = Hash.new  #Hash配列はuniversity

university["東北公益文科大学"] = "酒田",2001,1
university["山形大学"] = "山形",1878,5
university["東北文教大学"] = "山形",1962,1
university["東北芸術工科大学"] = "山形",1991,2
university["県立保健医療大学"] = "山形",1997,1

print("各大学の創設年を表示させます。\n") #文表示
print("年号の古い順に並び替えます。\n") #文表示
print("並び替えると下のような結果になります。\n\n") #文表示

university.keys.sort{|new,old|
  university[new][1]<=>university[old][1]
}.each{|nengou|
  printf("%s の創設は %d 年です。\n",nengou,university[nengou][1])
}

#Hash 名.keys.sort{
#|変更前の key 変数,変更後の key 変数|
#Hash 名[変更前の key 変数][要素番号] <=> Hash 名[変更後の key 変数][要素番号]}
#配列.each{
#|配列の要素を代入する内部変数|内部変数に入った文字列について実行したい動作
#}
#文表示


<前のプログラムとの変更点>

先生のホームページの「一つずつ取り出すには/並べ替えを詳しく行うには」を
参考に作成した。


<実行結果>

pan{c111003}% ./hash_ary_sort.rb                                       [~/Ruby]
各大学の創設年を表示させます。
年号の古い順に並び替えます。
並び替えると下のような結果になります。

山形大学 の創設は 1878 年です。
東北文教大学 の創設は 1962 年です。
東北芸術工科大学 の創設は 1991 年です。
県立保健医療大学 の創設は 1997 年です。
東北公益文科大学 の創設は 2001 年です。


<考察>

年号が古い順に並べ替えることができた。だから、プログラムは正しく実行され
たといえる。


<参考文献>

最後に記載




C.各学校の学部を平均するプログラム。

<プログラム(hash_ary_calc.rb)>

#!/usr/koeki/bin/ruby
#couding: euc-jp

university = Hash.new  #Hash配列はuniversity

university["東北公益文科大学"] = "酒田",2001,1
university["山形大学"] = "山形",1878,5
university["東北文教大学"] = "山形",1962,1
university["東北芸術工科大学"] = "山形",1991,2
university["県立保健医療大学"] = "山形",1997,1

for name,daigaku in university  #for 値(キー名) in hash 配列名
  printf("%s は %s市にあり、%d 年に創設されました。学部は %d つあります。\n\n",name,daigaku[0],daigaku[1],daigaku[2])
#文表示
end #for文終わり

print("\n続いて、各大学の学部の平均を表示させます。\n\n")
 #文表示

 total = 0
 #totalは初め0
 for name,daigaku in university  #for 値(キー名) in hash 配列名
    total += daigaku[2]  #daigaku[2]の合計
 end #for文終わり

 avg = total.to_f / university.length #合計をuniversityの対で割る

 printf("大学の学部の平均は %4.1f つです。\n",avg)
 #文を表示


 <前のプログラムとの変更点>

 プログラム(hash_ary_print.rb)の下に合計と計算の文を追加した。


 <実行結果>

 pan{c111003}% ./hash_ary_calc.rb                                       [~/Ruby]
 東北公益文科大学 は 酒田市にあり、2001 年に創設されました。学部は 1 つあります。

 山形大学 は 山形市にあり、1878 年に創設されました。学部は 5 つあります。

 東北文教大学 は 山形市にあり、1962 年に創設されました。学部は 1 つあります。

 東北芸術工科大学 は 山形市にあり、1991 年に創設されました。学部は 2 つあります。

 県立保健医療大学 は 山形市にあり、1997 年に創設されました。学部は 1 つあります。


 続いて、各大学の学部の平均を表示させます。

 大学の学部の平均は  2.0 つです。


 <bc -lでの確かめ算>

 pan{c111003}% bc -l                                                    [~/Ruby]
 1+5+1+2+1
 10
 10/5
 2.00000000000000000000
 quit


 <考察>

 平均を求めるので、小数点にするために「to_f」にした。実際のプログラムと
 「bc -l」での計算があっていたので、プログラムは正しいといえる。


 <参考文献>

 最後に記載




D.データを読みこんで設問Cと同じことを実行するプログラム。

<データ(hash_ary_data.dat)>
 東北公益文科大学	酒田	2001	1
 山形大学		山形	1878	5
 東北文教大学		山形	1962	1
 東北芸術工科大学	山形	1991	2
 県立保健医療大学	山形	1997	1


<プログラム(hash_ary_read.rb)>

#!/usr/koeki/bin/ruby
#couding: euc-jp

university = Hash.new

open("hash_ary_data.dat","r") do |daigaku|
#データを読みこみ、daigakuに置き換える
 while hash_ary_data = daigaku.gets  繰り返し、daigakuがなくなったら終わる
   if /(\S+)\s+(\S+)\s+(\S+)\s+(\S+)/ =~ hash_ary_data  # 文字、空白の順
     university[$1] = [$2,$3.to_i,$4.to_i] #1列目はuniversity
   end #if文終わり
 end #while文終わり
end #open文終わり

print("各大学の学部の平均を表示させます。\n\n")  #文表示

total = 0
#totalは初め0
university.keys.sort{|new,old|
  university[new][1]<=>university[old][1]
}.each{|nengou|
  printf("%s の創設は %d 年です。\n",nengou,university[nengou][1])
}

#Hash 名.keys.sort{
#|変更前の key 変数,変更後の key 変数|
#Hash 名[変更前の key 変数][要素番号] <=> Hash 名[変更後の key 変数][要素番号]}
#配列.each{
#|配列の要素を代入する内部変数|内部変数に入った文字列について実行したい動作
#}
#文表示

for name,daigaku in university #for 値(キー名) in hash 配列名
  total += daigaku[2].to_i  #daigaku[2]の合計
end #for文終わり

avg = total.to_f / university.length  #合計をuniversityの対で割る

printf("\n大学の学部の平均は %4.1f つです。\n",avg)
#文を表示


<前のデータ・プログラムとの変更点>

前回作成したプログラム(hash_read.rb)と設問Cのプログラムを参考に作成した。


<実行結果>

pan{c111003}% ./hash_ary_read.rb                                       [~/Ruby]
各大学の学部の平均を表示させます。

山形大学 の創設は 1878 年です。
東北文教大学 の創設は 1962 年です。
東北芸術工科大学 の創設は 1991 年です。
県立保健医療大学 の創設は 1997 年です。
東北公益文科大学 の創設は 2001 年です。

大学の学部の平均は  2.0 つです。


<考察>

文字を打ったとおりに、プログラムを表示することができた。だから、プログラ
ムは正常だといえる。しかし、実行してから数字が小数だと気がつき、「to_i」
に変えると、小数点がなくなると思った。


<参考文献>

最後に記載



3.何かのデータを出力させるしくみには、設問Dみたいにあらかじめデータを作っ
  ておいてから決められたページを開くと、決った広告や関連記事がでてくると
  感じた。そう考えると、プログラムはそのままで、データだけを書き換えてつ
  くっているのではないかと思った。



<参考文献>

◯ Ruby プログラミング基礎講座  広瀬雄二 著

   ・第8講 計算機の内部表現  8-2 文字コード  p107 

   ・第8講 計算機の内部表現  8-1 2進数と16進数  p104


○基礎プログラミングII  第2回 (なになにといえばこれこれ)
  西村 まどか

・対にないものが呼び出されたとき
  http://roy/~madoka/2012/r2/02/r2_02_05_theme_04_default.html

・Hashの対を表示するには
  http://roy/~madoka/2012/r2/02/r2_02_07_theme_06_forprint.html

・覚える順番は違うけれど答えは正しい
  http://roy/~madoka/2012/r2/02/r2_02_10_appendix_03_memory.html


◯基礎プログラミングII  第3回 (情報の構造を分析しよう)
  西村 まどか

・一つずつ取り出すには / 並べ替えを詳しく行うには
  http://roy/~madoka/2012/r2/03/r2_03_04_review_04_each.html

・Value に配列が入る場合の処理
  http://roy/~madoka/2012/r2/03/r2_03_05_review_05_valueasary.html