基礎プログラミング I 第 12 回 (自由課題コンペティション / 画像作成) 「画像変換ソフトとシステム」 講義ノート目次

Kterm で、画像変換ソフトの display コマンドを使うと、 作成した PNG ファイルを X 画面に出すことができる。

%display 画像.png &

system コマンドをプログラムに仕込むと、 絵とプログラムが同期する。 display_anim.rb と飛びだす


#!/usr/koeki/bin/ruby
#coding: euc-jp

STDERR.print("くまさんが現れた!どうする?\n")
STDERR.print("a: 逃げる \t b: 鉄砲で攻撃 \t c: 話しかける\n")

system('display bear.png&')

answer = gets.chomp!

if answer == "a"
print("逃げたが話しかけられた!\n")
elsif answer == "b"
print("鉄砲は当たらなかった!\n")
elsif answer == "c"
print("くまさんはイヤリングを返してくれた!\n") system 'banner NEXT STAGE'
end system('pkill display -U `whoami`')

画像を出力するには、

% display 画像 & 

とするが、これを プログラムに仕込むには system 文を使う。 display コマンドは、ImageMagick というソフトウェアを動かしているので、 これを終らせないと画像も消えない。 画像を消すにはソフトウェアのコマンドを止める必要がある。

% pkill 停止させたいコマンド

を実行し、ImageMagick をプログラム内で強制終了させる必要がある。

-U はオプションで、-U ユーザ とすると、特定のユーザの指定したコマンドを止める。

whoami は、 今その Kterm を動かしているユーザ ID を知るためのコマンド。

whoami を使って 名前を出す工夫 もできる。

絵が出る位置を指定したり、アニメーションを使いたいという場合、 画像の制御 ができる。