HTML とは、ホームページ用の文書であった。 ホームページを公開するためには、 *.html という文書を作成し、 ˜/public_html の下に文書を置いておく必要があった。
ticket.html を ˜/public_html/express という directory に作成することを考えよう。 もし express という directory がなければ、
%cd ˜/public_html
% mkdir express
ticket.html には、 HTML 文書で内容が打ち出される。 利用者は閲覧および印刷することができる。 実際にこのような紙媒体の電子チケットは、 海外ではかなり一般的になってきている。 個人旅行などをするさいに、利用することになるかもしれない。 この仕組みを考えてみよう。 例えばホームページに必要なデータを入力した場合、
データを出力した ホームページ が表れる。 利用者はこれを印刷し、乗務員に提示する。 上記のようなホームページ作成を、 動的に出力するプログラムを作ろう。動的に、とは、 駅名を入力すると電子チケットが発券できる、という意味である。
後期には、 Web 上でデータを入力すると HTML 文書に変換するしくみ CGI スクリプトについて学ぶ。 前期は、 その前段階として、 もらったデータを HTML 文書に変換する練習 をしよう。