プログラムの実行と同時に値を入力することをコマンドライン入力と呼ぶ。 egrep では 2 つの文字列を指定した。
egrep "探したい文字列" "探すデータ格納先"
コマンドのあとの文字列は引数 (ARGument Value)と呼ばれる。 コマンドを実行するとき、コマンドの後ろに ARGV 配列があり、 ARGV 配列に入ったものを処理する部分がコマンドにあれば、処理をする。
今まで学んだコマンドで後ろに引数を取るものについて同じように分類してみよう。 引数を取らなくてもよいコマンドで、わざわざ引数を適当につけるとどうなるか、 見てみよう。
コマンドライン入力を行うプログラムを実際に作ってみよう。 プログラム名を argv_ticket.rb とする。
%./argv_ticket.rb
と一度に入力する。これらの情報を元に乗車券や特急券が発券される。
計算機はこの情報を配列 ARGV に格納する。
ARGV | |||
---|---|---|---|
ARGV[0] | ARGV[1] | ARGV[2] | ARGV[3] |
"新庄" | "余目" | "自由席" | "現金" |
実際は、指定席の場合は座席指定などさらなる情報も必要ではあるが、 とりあえず実際に動くかどうか調べてみよう。