基礎プログラミング I 第 6 回 (正規表現と検索) 「データからコマンドを使って検索するには」 講義ノート目次

以下のデータファイル station.dat をクリックしてセーブする。 これは、Emacs に駅名、所在地、ひらがな、アルファベットの情報を、 空白を空けながら入力したものである。 駅名から時刻表を検索するときなど、 数文字入れると候補が出現する機能があるものがある。 このしくみをこのデータを使って学んでみよう。

ファイルの中の文字列を調べよう

ファイルの中の文字列を調べるには egrep を使う。酒田と名のつく駅を調べたい。

%egrep "sakata" station.dat
象潟秋田県きさかたKisakata
東酒田山形県ひがしさかたHigashisakata

と出る。しかし酒田駅も存在するので、この方法では不十分である。 オプション -i をつけると、小文字を区別しない。

%egrep -i "sakata" station.dat
酒田山形県さかたSakata
象潟秋田県きさかたKisakata
東酒田山形県ひがしさかたHigashisakata

となる。オプションをつけたことにより、大文字小文字を区別しなくなった。

egrep (-オプション) "文字列" データ

携帯電話の検索はどの meta character を使っているだろうか。 ウェブの検索エンジンではどうだろうか。