基礎プログラミング I 第 5 回 (配列の構造) 「行先検索案内の表示文を作ろう」 講義ノート目次

文章が決まっていて、 中身を入れ替えるだけのプログラムが動作しているものを考えよう。 たとえば、行先検索ソフトはこの例に当たる。 行先案内の例は、例えばこのように表示されるだろう。

%./ary_train.rb[˜/Ruby]
東京から酒田へ行く方法を探します:
経路 1: 
東京からはつばさに乗り、新庄陸羽西線に乗り換えて酒田まで行きます。
運賃は13350 円です。
経路 2: 東京からはときに乗り、新潟いなほに乗り換えて酒田まで行きます。
運賃は 13880 円です。
経路 3: 
東京からはときに乗り、新潟きらきらうえつに乗り換えて酒田まで行きます。
運賃は 12790 円です。
経路 4: 
東京からは羽田空港で飛行機に乗り、庄内空港バスに乗り換えて酒田まで行きます。
運賃は 22810 円です。

中身が入れ替わっているだけで同じ文章が使われているのがわかるだろうか。 実際は条件を絞ることにより膨大なデータを調べ上げて、 結果を導き出すが、ここでは東京 -- 酒田間に限ってモデルを作る。