基礎プログラミング I 第 5 回 (配列の構造) 「配列 Array」 講義ノート目次

今まで習ってきた変数には、一つの情報が入った。 例えば、変数 truck に対して、名前や数値を代入した。

truck = データ

いわば、トラックにコンテナを積んでいる状態であった。 今度は、列車にコンテナが積まれている場合を勉強しよう。 これを配列という。一つの列車に対して、 いくつかコンテナを積んだ貨車で成り立つ。 配列 train に対して、


train[0] = データ 1
train[1] = データ 2
train[2] = データ 3
:

とデータが埋め込まれていく。 貨車は先頭が [0] から始まる。 配列[n] と表されるとき、 n (n=0,1,...) のことを添字 (index, indeces) と呼ぶ。 配列 train の具体的なデータが決まっている場合、

train = [データ 1, データ 2, データ3, ....]

と書くことができる。

もし、n 番目のデータを表示させたい場合は、プログラムには何と書けばよいか、 question = [1,2,3,4,5] を表示させる printf 文を書き説明せよ。

n 番目のデータは配列の n-1 要素 にある。 もしプログラム中に

train[1] = 新しいデータ

と書くと、配列は、

train[0] = データ 1
train[1] = 新しいデータ
train[2] = データ 3
:

と変更される。

配列の成分が一つしかないとき、 その中身はどのように書けているか。 printf 文を実行することによって調べよ。