日常のいろいろなところに、分岐がある。Ruby では
if -- end
として表す。
比較演算子は、条件を判断するときに使われる。前回は同じであるか調べる
==
を学んだ。
if A == B もし A が B に等しければ
C を実行せよ
elsif A == D A は (B に等しくないが) D に等しければ
E を実行せよ
else F を実行せよ A は B にも D にも等しくないから
end
となる。 A が B にも D にも等しくない場合は F が実行される。 洗濯物を洗う場合を考えてみよう。
白ければ漂白剤を入れて洗うし、毛糸製品はよりわけてクリーニングに出すであろう。 色ものであれば柔軟剤を入れて洗う。
本筋ともっとも遠いものを選り分けると組み立てやすい。 上の例ではどの事例がもっとも遠いだろうか。根拠をつけて答えよ。
これをプログラム風に分解してみよう。
if 洋服 == 毛糸製品クリーニングに出すelsif 洋服 == 白いもの漂白剤を入れて洗うelse 柔軟剤を入れて洗う end