基礎プログラミング I 第 4 回 (プログラミングの方法) 「もしもそうならば」 講義ノート目次

日常のいろいろなところに、分岐がある。Ruby では if -- end として表す。 比較演算子は、条件を判断するときに使われる。前回は同じであるか調べる == を学んだ。


if A == B もし A が B に等しければ
C を実行せよ
elsif A == D A は (B に等しくないが) D に等しければ
E を実行せよ
else F を実行せよ A は B にも D にも等しくないから end

となる。 AB にも D にも等しくない場合は F が実行される。 洗濯物を洗う場合を考えてみよう。

白ければ漂白剤を入れて洗うし、毛糸製品はよりわけてクリーニングに出すであろう。 色ものであれば柔軟剤を入れて洗う。

本筋ともっとも遠いものを選り分けると組み立てやすい。 上の例ではどの事例がもっとも遠いだろうか。根拠をつけて答えよ。

これをプログラム風に分解してみよう。


if 洋服 == 毛糸製品
クリーニングに出す
elsif 洋服 == 白いもの
漂白剤を入れて洗う
else 柔軟剤を入れて洗う end