基礎プログラミング I 第 3 回 (キーボードから入力して計算させるには) 「文字の取り込まれかた」 講義ノート目次

gets method だけでは入力したときに、 ユーザが入力終了を知らせるために使った改行文字までも取り込んでいるため、 表示も改行つきになってしまっている。

%./gets_parrot.rb
名前を入力すると挨拶します
名前をどうぞ: Rubio
ルビオウム: Rubio
さんオハヨウ
ルビオウム: Rubio
さんオハヨウ
ルビオウム: Rubio
さんオハヨウ

ユーザが入力するとは、どのようなことか、思い出そう。 ユーザは、名前を聞かれたので、 名前プラス改行文字 を入力する。このときプログラムはこのデータを変数 name に代入してしまう。 改行文字を取り除くには、 chomp method を用いる。 gets_parrot.rb


name = gets.chomp

と変更し、実行しなおしてみよう。

%./gets_parrot.rb
名前を入力すると挨拶します
名前をどうぞ: Rubio
ルビオウム: Rubioさんオハヨウ
ルビオウム: Rubioさんオハヨウ
ルビオウム: Rubioさんオハヨウ

ここで意味をまとめておこう。

chomp
改行文字の有無を調べる
.
method 1.method 2 として、いっしょに動作を行うときに用いる
変数 = gets.chomp
ユーザの入力した文字を取ってきて、 改行文字があるかどうか調べ、あれば改行文字を切り取って、 変数に代入する

Method について