基礎プログラミング I 第 2 回 (Ruby の基礎 / 計算が終ったら止まる問題) 「複合代入演算子」 講義ノート目次

変数に数値を代入するとき、


変数 "代入演算子"= 数値

を使うことがある。これは、


変数 = 変数 "代入演算子" 数値

と等価である。前者で使われる代入演算子を複合代入演算子、 後者で使われる代入演算子を単純代入演算子と呼ぶ。

代入演算子の種類

代入演算子は、足し算、引き算、かけ算、割り算、余りの 5 種類がある。

x += 10 x = x + 10
x -= 10 x = x - 10
x *= 10 x = x * 10
x /= 10 x = x / 10
x %= 10 x = x % 10

複合代入演算子の解説は以下のとおり。

+=
もとの数にいくつか加えたものを代入したいときに使う
-=
もとの数からいくつか引いたものを代入したいときに使う
*=
もとの数に何倍かしたものを代入したいときに使う
/=
もとの数を割った商を代入するときに使う
%=
もとの数を割ったあまりを代入したいときに使う