基礎プログラミング I 第 2 回 (Ruby の基礎 / 計算が終ったら止まる問題) 「プログラムの作成と実行の手順」 講義ノート目次

プログラムの作成と実行は以下の手順で行う。

  1. Kterm を使用する directory に移動させる
  2. Emacs でプログラムを新規作成するとき、使用する directory 内に作る
  3. Ruby 言語のインタプリタを使用することをプログラムで宣言する
  4. Kterm でプログラムを実行可能にする
  5. プログラムを実行する

Ruby 言語でプログラムを作るよ

Ctrl -x Ctrl-f で、˜/Ruby/プログラム.rb とし、新規作成する。 プログラムの一番上(第 1 行目)に

#!/usr/koeki/bin/ruby 

と書く。この行を書くことでプログラムにインタプリタ ruby の在処を教えている。


# coding: euc-jp 

は、プログラムの中で日本語を使うことを設定する一文。 Kterm で

%chmod +x プログラム.rb

とすると実行可能なプログラムとなる。実行可能とは

%./プログラム.rb

とKterm に入力するとプログラムが実行されるという意味である。 chmod は、Windows でのプロパティを変更することと同じ なので、 プログラムテスト時に 1 度のみ 必要な作業である。実行可能なプログラムであるか調べるには、

%ls -l プログラム.rb

とする。右端に -rwxr-xr-x と表示されていると実行可能である。 実行文の文法が正しくないプログラムについては、 間違っている行でエラーメッセージを出して止まる。