文章全体のバランスを考えたくなったときに必要な調整について学ぶ。
本文スペースの縦(横)の長さを調整するには
本文スペースの縱と横の長さを調整したい
\setlength{\textheight}{本文スペースの縦の長さ}
\setlength{\textwidth}{本文スペースの横の長さ}
余白の調整をするには
余白
\setlength{\hoffset}{左側の余白に設定数値}
\setlength{\voffset}{上側の余白に設定数値}
傍注欄の幅を調整するには
本文端に傍注欄を作る
\setlength{\marginparwidth}{傍注欄の幅}
ページレイアウトのサンプルを表示するには
ページレイアウトのサンプルを知りたいときは
\usepackage{layout}
:
\layout
:
とすればよい。
LaTeX でもワードプロセッサソフトウェアのように、 文字数や行数の指定もできる。
1 行あたりの文字数指定と 1 列あたりの行数指定
文字数や行を指定するのはプリアンブルで行う。
\setlength{\textwidth}{文字数}
1 列あたりの行数を指定するには
\setlength{\textheight}{ある数-1\baselineskip}
\textheight\addtolength}{\topskip}
傍点を引くには
点をつけて強調するには
\bou{強調}できる
脚注を入れるには
脚注を入れることもできる。下側に出力される。
\footnote{脚注になる文字列}
傍注を入れるには
注釈を横の余白に出力することを傍注という。
\marginpar{傍注として出力する文字列}
コメントを入れるには
LaTeX ファイル中に残しておきたいが、 印刷時には出力されないようにするには、
%
% 何も出力されない
%
とする。Ruby と同じタイプのコメント文である。
ページの出力場所を変えるには
empty, headigs, plain (初期値) の 3 つから選べる。
\pagestyle{empty} % ページを出力させない
\pagestyle{headings} % ページと柱をページの上に出力
ページや節見出しを小さく出力するようにすることを柱という。
ページを表す文字を変えるには
ページを好きに変更することができる。
\pagenumbering{数字の種類}
arabic,roman,Roman,alph,Alph が指定可能である。通常は arabic である。
縦組にするには
縦組用の documentclass を指定すればよい。
\documentclass{縱組用ドキュメントクラス} % tarticle, treport または tbook が指定
できる
半角英数字が 90 度回転した状態で出力される。回転には
\rensuji{回転させたい文字列}
とする。
2 段組にするには
\documentclass
のオプションに
\documetnclass{ドキュメントクラス}
\setlength{\columnsep}{段の間の間隔}
多段組にしたい
3 段以上の指定は
\begin{multicols}{段数}[前置き]
多段組にする
\end{multicols}
手紙などで、ページを表示したくないときにはこのように設定する。
\pagestyle{empty}