LaTeX での文字の変更について学ぶ。
フランス語は、英語と異なることを強調するために、 フランス語の部分をイタリック体で変更しよう。また、Wiki を記入した編者も、 作者の引用を英訳しながら説明しているので、Double Quotation で囲っている英語についても、キーワードとして強調しておきたい。
イタリックにするには
アルファベットの文章で強調する文章を書くには、 斜体にすることが多い。これをイタリックという。
\textit{強調する英字}
太字にするには
LaTeX での太字はゴシック体を意味する。
\textbf{太字にしたい文字列}
フォントの大きさを変えるには
文字の大きさは、以下のように変えられる。dtd04font.tex を作って、 字の大きさを表示させてみよう。
{\tiny 東北公益分科大学}
{\scriptsize 東北公益分科大学}
{\footnotesize 東北公益分科大学}
{\small 東北公益分科大学}
{\normalsize 東北公益分科大学}
{\large 東北公益分科大学}
{\Large 東北公益分科大学}
{\LARGE 東北公益分科大学}
{\huge 東北公益分科大学}
{\Huge 東北公益分科大学}
書体を変更するには
書体を変更してみよう。さらに以下をつけくわえてみよう。
\textrm{Tohoku University Community Service and Science}
\textsf{Tohoku University Community Service and Science}
\texttt{Tohoku University Community Service and Science}
\textmc{東北公益文科大学}
\textgt{東北公益文科大学}
ギリシャ文字を書くには
ギリシャ文字を書くには \
をつけた、英語表記をすればよい。
大文字は最初の文字を大文字にする。ただし、
通常ギリシャ文字は数式の中で用いることを前提としており、
テキストモード (現在学んでいる方法) では必ず $$ で挟む必要がある。
文字は数式モードでは特に指定しないかぎり間をおかずに表示する。
ギリシャの首都はギリシャ語で $\Alpha \tau \theta \epsilon \nu \alpha$ です。
実は、フランス語やドイツ語など、 英語圏以外のアルファベットを使用する国々には、 さまざまな文字がある。その書き方を覚えておこう。
ドイツ語やフランス語では、 e の位置をずらして発音記号を書いていた歴史から、 英語アルファベットしかない環境では、 アクセントやウムラウトを e を後につけて表すことがある。 ただし、スウェーデン語やデンマーク語ではこれを行なわない。 英語アルファベットのみででどうしても北欧の言語を表記したい場合、 aa (a に 白丸) や oe (o に斜め線) としていることはある。