情報処理基礎論 a 第 12 回 (関係データベースと SQL ) 「PostgresQL の操作」 講義ノート目次

表を見るには

表を見るには、

SELECT 属性 FROM 表

だった。 PostgreSQL では、コマンドの区切りは ; で表す。 character を見ようとする場合、

itdb=> SELECT * FROM character;
      name      |     program      | sex | character
----------------+------------------+-----+--------
 ブラサム       | パワパフガールズ | 女  | 善
 バブルス       | パワパフガールズ | 女  | 善
 バタカップ     | パワパフガールズ | 女  | 善
 モジョジョジョ | パワパフガールズ | 男  | 悪
 ミス・キーン   | パワパフガールズ | 女  | 善
 メイヨール     | パワパフガールズ | 男  | 善
 プロフェッサ   | パワパフガールズ | 男  | 善
 ジャック       | サムライジャック | 男  | 善
 アク           | サムライジャック | 男  | 悪
(9 rows)

とすればよい。

演習7-1: 同様に、その他の表も眺めてみよう。

属性を取り出すには

全ての行を取り出すには属性にワイルドカード * を用いる。

itdb=> SELECT name FROM character;
      name      
----------------
 ブラサム
 バブルス
 バタカップ
 モジョジョジョ
 ミス・キーン
 メイヨール
 プロフェッサ
 ジャック
 アク
(9 rows)

複数の属性を取り出すことも可能である。character から name と character を取り出すと、

itdb=# SELECT name,character FROM character;
      name      | character
----------------+--------
 ブラサム       | 善
 バブルス       | 善
 バタカップ     | 善
 モジョジョジョ | 悪
 ミス・キーン   | 善
 メイヨール     | 善
 プロフェッサ   | 善
 ジャック       | 善
 アク           | 悪
(9 rows)

演習7-2: 5-6 の演習を行なってみよう。

条件をつけて取り出すには

条件は WHERE を用いた。WHERE='要素' で取り出すことが出来る。

character 表から character が「善」であるものを取り出すには、

itdb=> SELECT * FROM character WHERE character='善'

     name     |     program      | sex | character
--------------+------------------+-----+--------
 ブラサム     | パワパフガールズ | 女  | 善
 バブルス     | パワパフガールズ | 女  | 善
 バタカップ   | パワパフガールズ | 女  | 善
 ミス・キーン | パワパフガールズ | 女  | 善
 メイヨール   | パワパフガールズ | 男  | 善
 プロフェッサ | パワパフガールズ | 男  | 善
 ジャック     | サムライジャック | 男  | 善
(7 rows)

条件を繋ぐ場合は、

日本語はおかしな表示になることもあるが、 きちんとプログラムは作動するはずである。