情報処理基礎論 a 第 11 回 (データベースの正規化 ) 「E-R 図」 講義ノート目次

関係データベースを作るに際し、関係をまとめるために使われる図である。

E-R モデル:Entity (実体) と Relation (関連) に分けてデータベース化すること

E-R 図:E-R モデルを図で表したもの。 データモデルに独立なデータモデルを表現する方法

矢印に数が示されている場合はその対応の数を示すが、 一般に矢でないほうの対応する数は多く、矢のほうは 1 である。

実体
属性
関連
直線 1 対 1
矢印 1 対多
両矢印 多対多

E-R 図は、属性を関係づけるものである。

関係表の例:公益大学の学生と必修科目
属性
「名前」「学籍番号」「語学クラス」「情報科目クラス」
レコード 1相田みつこc105901中国語情報 A
レコード 2飯島なおきc105902中国語情報 B
レコード 3内田外男c105903ロシア語情報 C
レコード 4江口洋子c105904ロシア語情報 C
レコード 5岡田増太c105905韓国語情報 A
レコード 6鎌田鍬夫c105906韓国語情報 A
レコード 7木村拓世c105907英語情報 C
レコード 8熊本みかんc105908英語情報 D
レコード 9今朝羽根坊c105909英語情報 D

E-R モデル:Entity (実体) と Relation (関連) に分けてデータベース化すること

E-R 図:E-R モデルを図で表したもの

データベース例

に対しての E-R 図は、属性を関係の矢印で結んだものである。