情報処理基礎論 a 第 9 回 (LAN と回線 ) 「回線接続方法」 講義ノート目次

回線は通信を物理的な手段でつなぐもの。

回線の特徴

公衆線
多くの人が任意の相手と空いている経路を利用, 利用時間と距離で料金を算 出
専用線
決まった人が決まった相手と同じ経路を利用, 月額定額利用料

アナログ回線・デジタル回線

アナログ回線:アナログ信号でデータの送受信を行う

アナログ回線 < 56kbps, 従来の固定電話, ADSL 回線銅線ケーブル
モジュレーション ディジタル信号をアナログ通信のデータに変換すること変調
デモジュレーション アナログ信号をディジタル通信のデータに変換すること復調
モデム 変調と復調を行う機器のこと MOdulator DEModulator, 変復調器

ディジタル回線:ディジタル信号によってデータの送受信を行う。ISDN など。 波形は方向波。

HDLC: High-level Data Link Control procedure, 基本形データ伝送制御手順よ り効率、信頼性の点において高いデータ伝送制御手順

単方向通信方式
1 方向のみ伝送
半二重通信方式
交互に伝送
全二重通信
両方向から伝送
パリティチェック
データにビットを付加して送り、受信側で偶奇検査をして確認する方法
CRC
Cyclic Redundancy Check, データに付加し、ビット誤りを検査する方法
PBX
Private Branch eXchange, 機内回線交換機
octet
8 bit データ量単位
輻輳
ふくそう、ネットワーク設備容量よりも大きなトラフィックが流入し、 サービスが低下している状態