情報処理基礎論 a 第 8 回 (システムの構成要素 / ネットワーク ) 「クライアントサーバシステム 」 講義ノート目次

情報システムは、 サービスを要求するクライアントと、 サービスを提供するサーバとで成り立つ。

集中処理

大型コンピュータと端末とをネットワークで結び、 端末からのデータを集中処理する。

分散処理

特定のコンピュータに処理すべき業務が偏らないようにするため、 あるいは、負荷をかけすぎないために、 業務を分散させてコンピュータに処理させる方法

分散処理:特定のコンピュータに処理すべき業務が偏らないようにするため、 あるいは、負荷をかけすぎないために、 業務を分散させてコンピュータに処理させる方法

クライアントサーバシステム

クライアント:処理を要求するコンピュータ

サーバ:要求された処理を実行するコンピュータ

LAN:クライアントサーバシステムを接続する仕組み

分散処理を行うサーバの例

ファイルサーバファイルを保持するサーバ
プリントサーバプリンタの処理を行うサーバ
データベースサーバデータベースの管理を行うサーバ
Web サーバWeb ページの管理を行うサーバ
メールサーバメールの送受信の管理を行うサーバ

三層アーキテクチャ:
データ層+アプリケーション層(ファンクション層)+プレゼンテーション層
の 3 つのモジュールに分けてアプリケーションを処理する

プレゼンテーション層 ユーザインタフェース部 ユーザが利用する
アプリケーション層(ファンクション層) データ加工処理部 データの処理を行う
データ層 データベースアクセス部 データベースからデータを取り出す

ピアツーピア: 通信するコンピュータがサーバでありクライアントであるネットワーク形態、 小規模 LAN 向け

オンラインリアルタイムシステム 銀行のオンラインシステムのように、 送られたデータを直ちに処理して実行結果を出すシステム
バッチ処理 勤務状況をまとめて処理する給与計算システムなど、 一定期間に集めたデータを一度にまとめて処理するシステム

クライアントサーバシステム

クライアント:処理を要求するコンピュータ

サーバ:要求された処理を実行するコンピュータ

LAN:クライアントサーバシステムを接続する仕組み