情報処理基礎論 a 第 8 回 (システムの構成要素 / ネットワーク ) 「ドメイン名解釈」 講義ノート目次

接続機器と IP アドレス

接続機器: LAN どうしを接続するのに使われ、 OSI 基本参照モデルのどの層で接続されるかどうかきまる

LAN どうしを接続する機器と OSI 基本参照モデル

接続機器 OSI 基本参照モデルアドレスの規格
ゲートウェイ 応用層-
プレゼンテーション層
セション層
トランスポート層ポート番号
ルータ・レイヤ 3 スイッチ ネットワーク層IP アドレス
ブリッジ・スイッチングハブ・レイヤ 2 スイッチ データリンク層MAC アドレス
リピータ・リピータハブ物理層-

機器の役割

LAN 同志の中継を行う接続機器の働き:LAN どうしに距離がある場合、WAN を介し、接続機器は IP アドレスを制御しネットワーク層で接続

ハブの種類

リピータ 伝送信号の再中継を行い、信号を整形して受け取ったデータを全て中継
リピータハブケーブルを繋ぐポート(出入口)が複数あり、 情報をスター型に接続するリピータ
ブリッジイーサネット型の LAN どうしを接続する機器、 MAC アドレスによりデータの宛先を判断する
スイッチングハブ 複数のポートを持ち、ブリッジの機能を持つ装置で、 同時通信の速度は装置の最大通信速度でそれぞれのポート間の通信を行う
経路制御の方法
ルータソフトウェアによる経路制御低速
レイヤ 3 スイッチハードウェアによる経路制御高速
ゲートウェイプロトコルの異なるネットワーク間の中継や、 トランスポート層や応用層でデータの制御を行いながら中継を行う

ポート番号: ネットワーク間の中継で、プロトコルを判断し、通信データが混ざらないようにする