情報処理基礎論 a 第 5 回 (マルチメディア / ヒューマンインタフェース ) 「正しい字と伝わりやすい文章 」 講義ノート目次

正しい日本語で伝えなければならない。誤字と用語の誤用は不信感を与える。

間違えやすい仮名遣い:「づ」と「ず」・「ぢ」と「じ」など

間違えやすい漢字
同音意義語「開業」と「改行」・「洗濯」と「選択」など
形の似ている文字「専門」を「専問」と間違えるなど
常用漢字とそれ以外「学」・「學」や「国」・「國」など
人名や会社名に関しては正式名略字は使わない
間違えやすい送り仮名 内閣訓令による「送り仮名の付け方」による
敬語の種類
尊敬語 相手の地位が高い場合に敬意を表して使う いらっしゃる・召しあがる
謙譲語 自分の地位が低い場合にへりくだって使う 拝見する・伺う・小生
丁寧語 言葉遣いを丁寧にし、聞き手に敬意を表す です・ます・でした・ました

伝わりやすい文書

分りやすい文書の要件

文章の構成

大きく分けて 2 種類ある。

論理的順序法のまとめは以下の通り。

論理的順序法
軽重順序法 重要なものからそうでないものへ、具体的なものから抽象的なものへ展開する
因果的順序法 原因から結果・結果から原因を推理する
演繹的順序法 大前提(一般原理)、小前提(特例)、 結論(大前提と小前提から導き出される)から構成されるいわゆる「三段論法」
問題解決順序法 問題提起、原因分析、解決法提示と展開する
帰納的順序法 個々の例から一般的な法則を導き出す

時間的空間的序法を使うこともある。

時間的空間的序法
時間的順序法 時間の流れを追って文章を組み立てる
空間的順序法 場所により、下から上、近いところから遠いところへと展開する