情報処理基礎論 a 第 4 回 (ソフトウェアの種類 ) 「OS / 言語プロセッサ 」 講義ノート目次

言語プロセッサ: 人間の書いたプログラム言語を機械語に翻訳する

OS の構成

OS (広義の基本ソフトウェア) の構成: 制御プログラム(狭義のソフトウェア) + サービスプログラム + 言語プロセッサ

制御プログラム ハードウェアを有効活用するためのプログラム OS の代表的な管理プログラム ジョブ管理 ジョブを分解し、 主記憶プログラムのロードやハードウェア資源の割当てを管理
タスク管理マルチプログラミングの制御、 タスクの状態遷移の管理
データ管理 各種補助記憶装置がデータを処理できるように管理する
記憶管理主記憶や仮想記憶の管理
その他入出力管理入出力装置の管理
通信管理回線を使用した通信の管理
処理プログラム 高水準言語で書かれたソースプログラムを目的プログラムに翻訳 言語プロセッサ
逐次翻訳インタプリタ ソースプログラムを機械語に翻訳しながら実行
一括翻訳 アセンブラ アセンブラ言語を機械語に翻訳
コンパイラ ソースプログラムを機械語に翻訳
ジェネレータ ソースプログラムの変数を解析し、プログラムを生成
サービスプログラム コンピュータ利用を支援するプログラム群。ユーティリティプログラム リンカ、ローダ、システム生成のサービスプログラムが連携してオブジェク トプログラムから実行可能なロードモジュールを作成