情報処理基礎論 a 第 3 回 (コンピュータの構成要素 ) 「補助記憶装置 」 講義ノート目次

CPU で処理するメモリに入りきらないデータや、 CPU 実行に直接関わっていないデータやプログラムを保存する装置。

補助記憶装置の種類

補助記憶装置 よく使われる略称形状容量アクセス速度 特徴
フロッピーディスクFD薄いフィルム状のディスク 1.44 MB遅い CD-R や USB メモリに代替されつつある。
ハードディスクHDD, HD金属製の硬いディスク ∼ 数百 GBやや速い
光ディスクCD, DVD700 [MB]レーザーディスク デバイスによる レーザ光の CD 面の反射を利用。音楽用に開発された CD にコンピュータ用のデータや映像を記憶。
光磁気ディスクMO、Magnet Optical 数百 B レーザー光で磁性体に書きこみ、読み出す デバイスによる 大量に記憶できる FD としての扱いがなされ、 画像やデータバックアップに用いられる。たいていの機種では外付け装置が必要。
ストリーマ, 磁気テープ DAT, Digital Audio Tape recorder 磁性体を塗布したテープにディジタル化した情報を書き込む 数十 GB 順次アクセスのため遅い 大量データのバックアップ向け。オープンリール型から、カートリッジ型に移行中。
メモリカード SD, mini SD 半導体フラッシュメモリ 数 GB デバイスによる ディジタルカメラの記憶媒体。
USB メモリ - 半導体フラッシュメモリ 数 GB デバイスによる フロッピの代替になりつつある