情報処理基礎論 a 第 2 回 (データの種類 / アルゴリズムとプログラミング ) 「システム 」 講義ノート目次

系統立てて物事を見る方法のこと。 異質の機能どうしを軸として、要素を引き出す。 この軸を引数(argument) と呼ぶ。 要素と要素をつなぐ線が関係 (relation) である。 このシステムを集合 S とし、引数 A、関係 R とすると、 S = {A, R} と書ける。

カオス

システム化されていない状況はカオス状態 (混沌) である。 システム化するためには、システムアプローチという手順で行う。

システム化

分解過程
構成要素で分ける
統合過程
構成要素を関係で結ぶ

DFD, E-R 図の作成などがこのアプローチを用いて作成される。

システムの種類

Balding の 8 つのレベルについてまとめる。

  1. 静的構造のレベル: フローチャート、地図
  2. 時計仕掛けのレベル: closed system, 内部要素だけで完結
  3. 温度調節器のレベル: open system, 内部要素 + 温度(外部要素)
  4. 細胞のレベル
  5. 植物のレベル
  6. 動物のレベル
  7. 人間のレベル
  8. 社会組織のレベル

モデル化: 8 のレベルの対象業務を 1 のレベルで表現すること。