第 2 講で扱った連立方程式を行列計算により求めることができる。 x=[x,y] 、b=[e,f] という縦ベクトル、 A = [[a,b],[c,d]] という行列で書くとき、 連立方程式は
A x = b a b x e ( ) ( ) = ( ) c d y f
と表せる。これを、Gauss-Jordan の方法によって、解けばよい。 すなわち、(A|b)=(I|b˜) なるb˜ が得られる解となる。