大学院情報処理演習 第 4 回 (行列の直接解法) 「掃き出し法による連立方程式の解法」 講義ノート目次

第 2 講で扱った連立方程式を行列計算により求めることができる。 x=[x,y]b=[e,f] という縦ベクトル、 A = [[a,b],[c,d]] という行列で書くとき、 連立方程式は

A x = b
 a  b   x     e
(    ) ( ) = ( )
 c  d   y     f

と表せる。これを、Gauss-Jordan の方法によって、解けばよい。 すなわち、(A|b)=(I|b˜) なるb˜ が得られる解となる。