形容詞を用いる系統色名「鮮やかな赤」などでは、 ディスプレーやカラープリンタで定量的に扱うことができない。
色相、彩度、明度を 3 次元空間で分類したものを Munsell 表色系という。 (JIS Z 8271)
基本的な考え方についてまとめる。
基本色相: Red, Yellow, Green, Blue, Purple の 5 色。
中央色相: YR, GY, BG, PB, RP 等。 基本色相および中央色相は 5 がつき、それらの間は 10 となる。 5R 10R 5YR 5Y 10Y 5 GY ...
基本色相と中央色相をさらに 10 等分し、100 個の色相を表現している。 半径は彩度(chroma)、最も外側の円が鮮やかになるように配置している。 10 等分で表される。数値が大きいほど chroma が増加。 この円をたてに表し下が黒 0 上が白 10 とした無彩色の中心軸を value V とし てあらわす。 H V/C であらわす。(2.5 G 4/9 など)
Red, Yellow, Green, Blue, Purple の印刷表示を Tgif のパレットにつけくわえてみよう。
http://www.cis.rit.edu/mcsl/online/munsell.php
から、CMYK 等のデータをひろってくることができる。