情報交換概論 第 1 回 (イントロダクション / 開かれた電子文書とは) 「開かれた形式の電子文書」 講義ノート目次

現在官公庁のホームページには、フラッシュなどの派手な効果が使われていない。 また色合いのはっきりしたものに変更されている。ダウンロードすべき様式は、 PDF という形式のファイルに次々と変更されている。 新しい技術についていけないので使用していないというわけではない。 これはなぜなのだろうか?

誰にでも読みやすいということはどういうことか

読みやすい電子文書とはどういうものか、考えてみよう。

情報格差の問題

情報バリアフリーの概念: 情報は、 あらゆる人全てが亨受すべきである について考えてみよう。 情報提供機器の装置やソフトウェアを改善することにより、 全ての人間が同じ情報を損失なく得ることができるようにする取りくみのことであった。 しかし、実際はディジタルデバイド(情報格差)が発生しており、 現実的には解決されるべき問題が発生している。

ディジタルデバイドには、情報手段の格差、通信手段の格差などがある。

ディジタルデバイドにおける弱者には、発展途上国の市民や、 山間地、離島の市民 (過疎型) 、通信手段の操作に困難を伴う高齢者、 周辺装置 (キーボード操作や画面) の操作や確認が難しい障害を抱える人々などが挙げられる。