統計の考え方 第 4 回 (組み合わせの数) 「真理値表と Venn 図 」 講義ノート目次

集合の演算についてまとめる。

論理積 AND

論理積は「かつ」であり、重なっているところを 1 とする。

ABA AND B
000
010
100
111

A かける B を実行し(積の演算)、得られる答え。

論理和 OR

論理和は「または」であり、1 が重なっていないところを 0 とする。

ABA OR B
000
011
101
111

A たす B を実行し(和の演算)、0 でなければ全て 1 と考え、得られる答え。

排他的論理和 EOR (XOR)

排他的論理和は「どちらか」であり、1 つだけ要素が 1 であるところを 1 とする。

ABA OR B
000
011
101
110

否定論理積 NAND

A AND B でない部分(0 ならば 1, 1 ならば 0) が該当する。

ABA AND BA NAND B
0001
0101
1001
1110

A AND B で得られるものでない方(0 ならば 1, 1 ならば 0)を書く。

否定論理和 NOR

A OR B でない部分(0 ならば 1, 1 ならば 0) が該当する。

ABA OR BA NOR B
0001
0110
1010
1110

A OR B で得られるものでない方(0 ならば 1, 1 ならば 0)を書く。