トップページと広告ホームページとの関係はこのようになる。
作成したものの分担がはっきり書かれていないものが目立った。 どこどこまでは誰が担当した、などは、必要な情報である。 また、どのように合わせたのかも記しておく。 そこが技術的な部分の解説にもなる。 解説は、プログラムやホームページを作った場合にはもっと書けるはずであるが、 全体で 3 % 程度の学生しか通常の解説部分を書いていなかった。 作成途中であっても、失敗した部分などを提示し、 どこに取り組む予定であるか知らせる必要がある。
企業でも、業務報告書に進み具合の記入を途中まででも書いておかないと、 上司が次の仕事の配分に手をつけられないばかりか、 納期が遅れる場合に手助けもできないため、追いつめられやすい。 実際、経済系の雑誌新聞などに掲載される、 最近の若者批判はこの点に集約されているようである。
若者の離職率の高さはこの訳の分からない完璧主義にあるのではないかと、 ここ数年思っている。こういうレポートでも正直に報告し、 きちんと状況を立て直す力を身につけておこう。