File Open を挟むだけの解答が答えだと考えて、 考えてこない学生が多かった。 自分の言葉で解説を書く練習が今年は足りないようなので、 自分の言葉でないとみなした学生のレポートの評価を落とした。 たくさん解答したのに、評価が低いと思った学生は、 自分の言葉で一行ずつ解説を次回から行ってみよう。 また、先輩に頼らず自分で作成したのに評価が低いと思う学生は、 なぜ、そう考えたのか、 どうしてこれを解決したのか、 それは解決されたか、 その結果はどのように検証されるのか、 と順序よく日本語をつなげよう。始めのうちは長くなっても構わない。 ためらわず自分の考えを言葉にする練習をせよ。
しつこく言うが、この基礎プログラミングは、 問題のコードを写経してくることを評価しない。 あるいは他人の手を借りて仕上げることも評価しない。 企業がそのような学生を採用するとは思えないからである。 どのように提案し、実行の意味を考えて解説し、 自分の手で確かめ、何を確かめたのか自分で理解して、 結論まで導くことを評価する。
企業では「地頭力」という言葉でこれに関する研修を行うところもある。 本学はこれを基礎プログラミングのなかで実施している。 企業に評価される学生になるべく努力してほしい。
上記の理由を再三述べているにもかかわらず、 提出されるものに変化が見られていないレポートは多かった。 よって予告通り、解説文、変数の変更がないものは段階を下げる評価とした。
C レベル基準の解答 (解説が少ないと D) A プログラム A データ
とくに今週伸びてきた学生を中心に掲載する。
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