基礎プログラミング I 第07回 正規表現と Ruby 言語でのプログラミング レポート講評

File Open を挟むだけの解答が答えだと考えて、 考えてこない学生が多かった。 自分の言葉で解説を書く練習が今年は足りないようなので、 自分の言葉でないとみなした学生のレポートの評価を落とした。 たくさん解答したのに、評価が低いと思った学生は、 自分の言葉で一行ずつ解説を次回から行ってみよう。 また、先輩に頼らず自分で作成したのに評価が低いと思う学生は、 なぜ、そう考えたのか、 どうしてこれを解決したのか、 それは解決されたか、 その結果はどのように検証されるのか、 と順序よく日本語をつなげよう。始めのうちは長くなっても構わない。 ためらわず自分の考えを言葉にする練習をせよ。

しつこく言うが、この基礎プログラミングは、 問題のコードを写経してくることを評価しない。 あるいは他人の手を借りて仕上げることも評価しない。 企業がそのような学生を採用するとは思えないからである。 どのように提案し、実行の意味を考えて解説し、 自分の手で確かめ、何を確かめたのか自分で理解して、 結論まで導くことを評価する。

企業では「地頭力」という言葉でこれに関する研修を行うところもある。 本学はこれを基礎プログラミングのなかで実施している。 企業に評価される学生になるべく努力してほしい。

上記の理由を再三述べているにもかかわらず、 提出されるものに変化が見られていないレポートは多かった。 よって予告通り、解説文、変数の変更がないものは段階を下げる評価とした。

C レベル基準の解答 (解説が少ないと D) A プログラム A データ

よかったレポート

とくに今週伸びてきた学生を中心に掲載する。

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