今まで習ってきた変数には、一つの情報が入った。 例えば、変数 truck に対して、名前や数値を代入した。
truck = データ
いわば、トラックにコンテナを積んでいる状態であった。 今度は、列車にコンテナが積まれている場合を勉強しよう。 これを配列という。一つの列車に対して、 いくつかコンテナを積んだ貨車で成り立つ。配列 train に対して、
train[0] = データ 1 train[1] = データ 2 train[2] = データ 3 : :
とデータが埋め込まれていく。 貨車は先頭が [0] から始まる。配列[n]と表されるとき、 n (n=0,1,...) のことを添字 (index, indeces) と呼ぶ。 配列 train の具体的なデータが決まっている場合、
train = [データ 1, データ 2, データ3, ....]
と書くことができる。 n 番目のデータは配列の第 n-1 要素にあることに注意せよ。 もしプログラム中に
train[1] = 新しいデータ
と書くと、配列は、
train[0] = データ 1
train[1] = 新しいデータ
train[2] = データ 3
: :
と変更される。