基礎プログラミング I 第05 回 配列の構造 比較検討しよう

いろいろな間違いに気づく方法と、その直し方についてふれた。

自分自身でも計算しよう

bc -l コマンドを使うと、プロンプト上で計算できる。 プログラムの間違いを数値の上から知ることができる。 gets method で得た値を変換する際に間違えている場合などに、有効である。

エラーメッセージの行を読もう

エラーメッセージの行を読むと、その行の直前に問題があることが多い。 行の直前をよく見直そう。

コメント文を使ってみよう

比較演算子の大きさの指定を間違えていたりすると、思った通りに動かない。 プログラム内の while 文や if 文の行を指定した通りに実行しているのかどうか、 仮の printf 文を挟み、変数を表示させながら作成しよう。 printf 文は、直前にコメント文をつけたままコメントアウト (# をつける) して作成し、 最後までとっておくと何をしたかったのか思い出しやすい。

    while i <= 100
       # printf("i = %d 回目\n",i) # 回数を調べる変数 i はいくつなのかを表示
    end

Tab キーで行頭を揃えよう

Emacs 上で編集するとき Tab キーを使って行頭を揃えるとよい。 とくに *** -- end の形の実行文の間違い探しには有効である。

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