いろいろな間違いに気づく方法と、その直し方についてふれた。
bc -l コマンドを使うと、プロンプト上で計算できる。 プログラムの間違いを数値の上から知ることができる。 gets method で得た値を変換する際に間違えている場合などに、有効である。
エラーメッセージの行を読むと、その行の直前に問題があることが多い。 行の直前をよく見直そう。
比較演算子の大きさの指定を間違えていたりすると、思った通りに動かない。 プログラム内の while 文や if 文の行を指定した通りに実行しているのかどうか、 仮の printf 文を挟み、変数を表示させながら作成しよう。 printf 文は、直前にコメント文をつけたままコメントアウト (# をつける) して作成し、 最後までとっておくと何をしたかったのか思い出しやすい。
while i <= 100
# printf("i = %d 回目\n
",i) # 回数を調べる変数 i はいくつなのかを表示
end
Emacs 上で編集するとき Tab キーを使って行頭を揃えるとよい。 とくに *** -- end の形の実行文の間違い探しには有効である。