難しく考えすぎ、自分で計算が追えないという事態になる学生が多かった。 まずは簡単な例で作ってみたあと、複雑なものにしていくようにしよう。
組み合わせ combination を忘れている学生が多かった。 就職の筆記試験に出る。
まず順列 permutation と 組み合わせ combination のちがいは こちら。
階乗は、n から 1 までを順にかけたものである。
順列 permutation や組み合わせ combination は、1 までではなく、どこかで止まる。これを m としよう。 選ぶ順番を決めて、取り出す。 一方、組み合わせは、選ぶ順番は問わない。combination の頭文字 C という記号で、
のように表す。階乗を使うと右の式のように書けた。 講義では、method を使って、階乗の計算を次のように書くことができた。
順列に使うためには、このようなプログラムを書けばよいことが分かる。
プログラムでは method を何度も呼び出せばよい。 これに気づかない学生が多かった。 解答例
method が文頭にまとめられていないレポートは減点した。 全体的には、少しずつ伸びて来た感じが見受けられる学生が増えた。 毎回掲載するレポートの作成者が違うあたりにも、その変化が見られる。
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