ファイルの属性を変えよう

保存されたファイルの属性はどうなっているだろうか。ls -l (LiSt Long formatted, 長めのリスト表示) で確認してみよう。ファイルをしまったのは ~/Ruby の下だったので、cd (Change Directory) してから ls -l する。

% cd Ruby                                                                   [~]
% ls -l review.rb                                                      [~/Ruby]
-rw-r--r--   1 madoka   st2005     40912  9月 17日  09:44 review.rb

ファイルがない場合は、$HOME [~] に直接書いたか、 他の directory の中に書きこんでしまった場合である。 kterm では、初めて書いたプログラムに対しては、

% cd Ruby
% chmod +x review.rb

をしなければならなかった。これは、 書いたプログラムを実行可能にする作業である。 一旦ファイルの属性を変えれば、 以降はずっとそのファイルの属性を保ったままである。 ファイルの属性が変わったかどうか ls -l で調べよう。

% ls -l review.rb                                                      [~/Ruby]
-rwxr-xr-x   1 madoka   st2005     40912  9月 17日  09:44 review.rb*

左端のファイル属性に x がついているか確認しよう。 機械がプログラムを実行できるときは、x がついている。 実行ファイルには * をつける機能が roy や irsv にはついているので、 これでも確認することができる。

本日の講義 / 基礎プログラミング II / 2007 年度

Madoka Nishimura <madoka@e.koeki-u.ac.jp>